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ゆーらりと
死のただ中で生きている
明滅するたましい
骸骨が怯えている

カタカタと音を立て
ボルトが緩まり 腐食する身体
錆びついた心に映る闇と光

絶望か諦めか 
すべてを受け ....
蝉の声が木霊する八月
風もいくらか涼しく感じる

この頃一日が飛ぶように過ぎてゆく

一時間が 一分が 一秒が
飛び去ってゆく

人生も暮れかかり
淋しく感じるこの頃

蝉時雨の ....
日々の暮らしの中で
言葉の海を泳ぐようになった

なにが良いのか
悪いのかわからぬまま
てきとうに
真剣に詩を紡いでいる

私という一人の男が
悩んだり
叫んだりして
右往左往し ....
手にしたものは
零れ落ちてゆく

空しい野望
抱きしめて空へ

黒雲がうかぶ
ころがる風
訳のわからない
感情

 ....
夏の朝 川沿いを歩く
決して先を急ぐことなく
ゆっくりと歩く

忙しさを忘れ
川のせせらぎの音に癒され
水の流れを見つめる

水の不思議な心地よさ
毎朝 好んでこの道を往く

光 ....
海は悲しく吠え 蝉しぐれが煩くて
わたしは耳をふさいでいた

庭の向日葵がやけに明るく咲き誇り
空に入道雲が暴れていた

夏の日に祖父は逝ってしまった
水平線に舟をこぎ出すように旅立って ....
わたしが眠っていてもコンビニの店員は働いている

眠らない街と諦めの悪い人間のために

わたしが眠っていても交番の警官は忙しい

眠らない街と聞き分けの悪い人間のために

わたしが眠っ ....
黒い
ただ黒い
街灯りを塗りつぶし
漆黒の闇が広がる
欲望が
絶望が渦巻いている
烏が黒い翼を広げ
希望の光を覆う
闇はただ深い
悲しみの酒場に
独りの男
部屋には
たどり着け ....
繰り返される日々の中で
身も心もすり減ってゆく
紫陽花が咲く坂道を駆け下りる
雨色の風が頬を撫でる

ここまで生きてきた
どこまで行くのか
わからぬまま
歩く

蛍火はなつかしく揺 ....
黄昏に錆びた空
淋しくて泣けてくる
心細くて泣けてくる
あのメロデー
聞こえるたびに
こころ震えて泣けてくる
ひとりですか
ひとは独りですか
上手く誤魔化し生きても
最期は
独りで ....
孤独
さみしさ
なみだに濡れ
生まれる詩がある

試練
つらさ
苦悩の果て
生まれる詩がある

歓喜
よろこび
感謝と共に
生まれる詩がある

喪失
かなしみ
暗闇の ....
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ....
私という生命体が

この宇宙にとけ込み

細胞分裂し

生産 創造 破壊を繰り返す

罪を犯したり 痛みを感じたり

私の世界を広げてゆく

時に闇の中を

時に光の渦にの ....
汚れきったダイヤモンドを
土の中に隠し持って
ひたすら澄ましていた
ずっと澄ましていた
不自然な清らかな微笑みを
見抜かれぬよう
震えていた長い冬
誰かがきっと待っていたのだろう
無条 ....
夜が明ける

東の空を赤らめて

陽が昇る

誰も知らない一日が始まる

泣いたり 笑ったり 妬んだり 

喜んだり 怒ったり 微笑んだり

生きる 生活を営む

始まりの ....
ナンモナイデスさんの星丘涙さんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆーらりと- 星丘涙自由詩7*17-11-8
蝉時雨の中で- 星丘涙自由詩8*17-8-14
詩作- 星丘涙自由詩11*17-8-9
幻想- 星丘涙自由詩3*17-8-5
川沿いのストーリー- 星丘涙自由詩1*17-8-2
向日葵- 星丘涙自由詩4*17-7-29
眠らない心臓- 星丘涙自由詩2*17-7-20
絶望と黒- 星丘涙自由詩5*17-6-12
紫陽花の坂- 星丘涙自由詩11*17-6-12
ひとは独りですか- 星丘涙自由詩4*17-6-1
淀んだ魂- 星丘涙自由詩6*17-6-1
星屑- 星丘涙自由詩7*17-2-5
小宇宙- 星丘涙自由詩3*17-1-14
死の中で生きる- 星丘涙自由詩5*16-12-28
陽が昇る(生きる)- 星丘涙自由詩6*16-11-23

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