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食器棚の上段、隅っこに
夏眠まっ只中なるマグカップ
君の目覚める季節には
また、キスでも致しませんか？
太陽が煮崩れてゆくよ
刻一刻と、取り返しがつかない程に
肉じゃがには男爵ではなくメークインだと
そう母は教えてくれたのに
きっと僕が買い間違えてしまったせいだ
だから ....
男のくせに、大きなテディベアにもたれて眠る夜。
父親を裏切る夜とは、こういう夜を言うのだろう。
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トンネルに入る瞬間、お前の瞳孔は開く。
嘗て獣だった頃、お前は俺を殺ったのさ。
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僕の陰茎は暗闇に包まれすぎている。
なので、包み隠さずに打ち明けます。
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夏 ....
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目が覚めると、今日もプリンの一日です。
円グラフ、黄色で塗りつぶしちゃうのです。
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夏の朝、粉ゼラチンを制鞄の底に隠し、隣町へ密輸の旅さ。
その町に住む不登校の友達に、プリ ....
