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たゆみない息吹に、おそれの、手のひらを翳せば、ひくひくと、なみうつ水晶の静脈。つづいて、間もなく、青が、光の葬送を連れてやってくる。はいだして来たばかりの、空の、欠片を綴りあわせ、ふたたび、まっさらの ....
「どこで落とし前を付けるか」
ほんものの皮肉は
しっかりやることです
神への唾は
忠節です
皮肉が皮肉の装いのうちは
皮肉にみちないように
堕天使の魔性が神と見分けがつくうちは
....
まあつまらないことを書いたろう
いやつまらないことしか書かなかったろう
それが詩のほんしつだなあとおもう
そう思ったりしてしまう
これは弱い根拠のバランスボールです
詩人は自分の書い ....
「雨」
雨が天からフロントガラスにおち
たらーっと下方へつたい
ワイパーの根方のへんで溜まり水と同化する
人間の一生もこんなものか
と思う
川へいくにも
川は銀河系のずっと先だ
....
「朝」
いただいた分だけ
お返ししたい
ありがとう
の言葉を
できれば添えて
けれども
ただ
生きていても
大丈夫
「海綿」
....