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君の相棒が16年着た
体を脱いで、天に昇った。

あまりにも静かに消える
湯気の後に――消えぬもの。

透き通ったビー玉の瞳
あの日のままの鳴き声

呼んでいる
いくども、いくども ....
府中の霊園の芝生に、僕は坐る
目の前の ✝遠藤家 の墓前に
炎と燃えるポインセチアの植木鉢と
グラスに日の射すワインを、置いて

初めて訪れた十五年前の夕暮れ
左右に生けた紅白の薔薇は
 ....
鷲田さんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛し仔を送った、君へ- 服部 剛自由詩515-12-27
日溜りの墓___- 服部 剛自由詩715-11-24

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