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夢中になった歌集は 本棚で埃をかぶっている
覚えている言葉は もう何も動かさない
好きだった花が 色褪せて見える
もともと 好きでもなかったのかもしれない


紅をさす 鏡の中にいるの ....
降る雪の間に間に後姿 
灰色に滲んで 小さくなる
誰も開いたことのない 図書館の古びた新刊書
端末はいつもいっぱいで 書物は忘れ去られる


早朝のバス停で 
凍えながら待っている
 ....
鷲田さんの藤原絵理子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時雨に- 藤原絵理 ...自由詩416-2-9
つとめて- 藤原絵理 ...自由詩6*16-1-24

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