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ギュッと唇かみしめて、
「負けない」というような顔をする君。
グッと手に力を入れ、
「泣かない」というような顔をする君。
グーッと何かを我慢する君。
僕は言いたくなる。
「もう、何 ....
小さな心に大きな傷跡だけが、
今も僕の心を赤く染める。
その傷の痛みを感じるたびに、
その傷跡をなぞるたびに、
君のぬくもりを感じていた。
もう二度と開くことのない
1つの扉は、
....
小さなノートをひらいてみた。
その中には、あのころの気持ちが
そのまま入っていた。
すべてを詩にしてみた。
あのころの僕と今の自分は、
ちっとも変わらなかった。
小さな服が出てきた ....
「同情なんかいらない」
あのころから、僕はずっと人からそういう目で・・・
「かわいそう」という目で見られてきた。
でも、人はそういう目をして僕を見るのに、
誰も僕を助けてはくれなかった。
....
階段で君とすれちがったその日。
すごく嬉しかった。
朝、学校の靴箱で君の後ろ姿が見れた。
すごく幸せだった。
どんなに小さなことでも・・・君の影が見れただけでも・・・
とてもとても嬉 ....