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言葉が厚いナイロンシートの
壁にぶつかって流線形に歪む
喋るのは得意ですが独りです
世界は四角く私たちは丸いと
思っていたのに傾いた地軸に
逆らえない街の人と通じない
回転しなが ....
家もない、
名前もない女の子になってみたい
食欲の束縛から解放されて
たとえば風になりたいと
だけど記憶は手放したくない
良いことばかりじゃないのは他人とおなじ
そしてわたしだって
ぽか ....
let go
あなたの服に嘘が付着する
夜がこぼれミルク瓶に詰められ
わたしの朝に届けられる

speak
濡れ衣という緑茶に茶柱がたつ
旋律をねり込んだスコーンを焼く
あ ....
       卒寿となった いま
 大脳皮質を 横ぎるフェアリーは
 
       そうだ・・・それは
  いつか 訪れる「死」の陰影だ

青い春 赤い夏 白い秋 を経た後
    黒 ....
「愛されるのなら玩具だっていい」
鉛の兵隊たちは次々に
暖炉の中で溶けおちてゆく
祈りの時間
夕飯のあと僕たちは煙草を回しあう
そしてみなしごの少年たちは愛し合った

誰もが生まれた頃 ....
公山いとさんの自由詩おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
揺らぐ街- 為平 澪自由詩1516-1-24
早春の川- もっぷ自由詩416-1-24
はなして- かんな自由詩8*16-1-23
風と光の変奏(八)- 信天翁自由詩316-1-23
ユアンのばか- 憂希自由詩316-1-23

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