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生が喉までせり上がって
うるさくなって
苦味とアルコールが手を繋いで踊って馬鹿騒ぎ
ああ
そういうものであれたらなあ
この胃の腑が馬鹿の遣り方を知っていて
薬をアルコールで飲むようなこと
 ....
檸檬に似た香りがするりと
開け放した窓の向こうから
風と一緒に僕にまきついて
まるで撫でているようだね
君はきっとそんなことはしない
ねえ、これが恋であったら良かったのかな

僕が何もか ....
内臓を引っ掻き回されるような
そういう心地と戦っている
耳から入る情報は氾濫して
いつだって整理整頓の壁紙が剥けている

愛のことを
暴力と呼ぶような人間には
なりたくなかったよ

 ....
貴方が鍋に放り込んだものを
いつしか美味しいとは言えなくなった
貴方が穴に放り込んだものを
いつしか美しいとは言えなくなった
わたしが成長してしまったのかな
貴方はいつまでも変わらないのに
 ....
なにもないことが自慢だった
なにもないから傷付くことも出来なくて
だからそれで良かった
良かったのに

どうして芯を持たせようとするのだろう
顔も知らない有象無象は
寄ってたかって
自 ....
針と糸で口を縫い付けては
自分は何も言葉を持たないのだと主張してみる
だから許してねとは言わないけれど
勝手に貴方は許して欲しがっていると断定する

痛々しいね
痛々しいよ

鬼ごっこ ....
どうしようもないことばっかりで
全部放り投げて酒飲んでパチンコがしたくて
煙を吸って吐いて
馬鹿みたいに笑って
かえるが鳴いていたよ
きっと一生懸命膨らましてるんだろうな
あれを針でつつい ....
こたきひろしさんの鳴神夭花さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
火星の動脈- 鳴神夭花自由詩520-10-25
文殻- 鳴神夭花自由詩320-10-24
アルカリ性- 鳴神夭花自由詩220-9-18
坂の下の家- 鳴神夭花自由詩120-9-18
明日は雨- 鳴神夭花自由詩220-6-2
さようならを言いたいだけ- 鳴神夭花自由詩320-5-11
サイダーストーム- 鳴神夭花自由詩320-5-11

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