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言いたいことも言えぬまま
蓋を閉じた父の棺。

最後に触れた手に一輪の花を握らせて
また会いましょうね。と
母は呼びかけた。

悲しみの中
いつもと変わらぬリズムで時刻を告げる
柱時 ....
靴を鳴らして歩く田んぼの畦道
やんちゃに暴れる子犬のリードを父が必死に手繰り寄せる
寒さに負けまいと白い息を吐いて私は走り出す
気づくと遥か後ろで手を振る父が私を呼んでいた。

遠くに見える ....
村乃枯草さんの梓ゆいさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暖かな食事- 梓ゆい自由詩417-3-17
初めての影送り- 梓ゆい自由詩317-3-6

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