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はるかはる

とおくにさくら

いまじゃつつじ

きらきらと


はるのちかいなつは

しみじみと

のこされたままいく


えらべない

みんなおとなだ

ぼ ....
天気予報どおりだ。濃いねずみ色の雲が音を立て始めた。雷に注意してプレーしてください、カートから自動音声がながれる。でも僕らはこわごわプレーを続けた。

カートの音声が警報を告げた。打ったボールをほ ....
ある晴れた日に

平野にあなたが帰ってくる

自転車を避けながら

国道の渋滞にめまいを覚えながら

膚がかさかさになる家に

丘からそれを見つめている

思わずふたりは

 ....
深呼吸する

爽やかな甘い匂い

あそこをくわえると

幽かにしょんべんの臭い

街道の真ん中を彩る

ツツジの花花花花

深呼吸する


五月は影まできらきらしているよ ....
在りかのわからない光

夜のほうが際立ってら

街道の緑いろの信号機

何処までつづく何処までも

ケーキを考えたのは男かな

ピータン食べたのは誰かな

在りかのわからない道 ....
夜あるくにはこわい道だった

夜桜は昼よりも白くて

ふたりの歩幅はうそをついていた

お葬式のような桜のぼんぼり

好きだとはとても言いだせなかった

血を流したところを抱き締め ....
窓辺に座って目の高さの夜桜を眺める

春霞の空は街のひかりを吸って灰色に濁っている

額にあたる風が花びらを舞わせている

涙のようだ

あのときわたしが流した涙のようだ

涙はし ....
地球の音がする

自転の音がする

それは公転の音かも知れない

触りたい

影響をあたえたい

おなじことをして欲しい


厳しい寒さからあなたを護りたい

破片からも ....
 岡村隆史のオールナイトを聴きながら御苑トンネルをぬけて甲州街道を飛ばしていた。飛ばすといってもお客さんにありつかなければならない。左側に気を付けながら繁治はダッシュボードに目をやった。
 さっきコ ....
村乃枯草さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はるかはる- 吉岡ペペ ...自由詩317-5-2
2017年4月29日- 吉岡ペペ ...自由詩117-5-1
ぼくを見つけたら- 吉岡ペペ ...自由詩817-4-30
触れあう海辺- 吉岡ペペ ...自由詩217-4-27
夜は何処へ- 吉岡ペペ ...自由詩117-4-24
夜桜幻視- 吉岡ペペ ...自由詩817-4-11
夜桜- 吉岡ペペ ...自由詩917-3-20
肋骨の調べ- 吉岡ペペ ...自由詩417-3-12
沈丁花- 吉岡ペペ ...自由詩516-2-22

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