すべてのおすすめ
  あらい浪が
  きみの肌のどこかで
  弔われている 私たちは
  擁きあえる 芒の原にこぼれる
  月影に這わせた 指のふしの奥で
  見えないが それは
  熱の蛇が 這っているのだ
  かんぜんな 石を湿らせ
  なにもかもが黙る

  
  熱の蛇が
  這っていくのが見えない
  街はいつも 叫んで ....
七さんの草野春心さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
肌_芒の原- 草野春心自由詩422-8-14
- 草野春心自由詩621-3-7

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する