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許されるならば
喜怒哀楽の頁にはさみこんだ
しおりをほどき
薔薇のトゲのように
愛は血まみれの行為であったと
旅立つひとに告げたい
愛は規範をもたない
むくんだ背すじに頬をあてて ....
幼い日
ふたりで日向ぼっこをしながら
影をみていた
ぼくの黒い指先が
少女の頬に触れようとする
と 触れるその直前で
影だけがふやっと膨らんで
ぼくより先 少女に ....
七さんの白島真さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
栞
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白島真
自由詩
18
20-9-12
影
-
白島真
自由詩
15*
16-10-2
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