すべてのおすすめ
最初の給料で買ったのは、何を隠そうからあげくん。
質の悪い油で揚げたギットギトのからあげくん。
これから先、子供も出来て本当に生活できるか不安なからあげくん。
嫁と喧嘩して晩御飯が無くてもあるよ ....
「白蓮」
この街に良いところなんて数える程しかなく
履き潰したサンダルを引きずりながら
夜の帳に身を預けてみたって
そう言えば最後に靴を買ったのはいつだったかなと
どうでもいいことばかり頭を ....
たしかに揺らいだのは僕だった。
苔生したにおいのするドレスを
ひらひらと泳がせながら
貴女の側に寄ったのは僕だった。
びっしりと生えた鱗を剥がすみたいに
貴女の過去を一枚、一枚
解きほ ....
深淵を覗くような気分の時に
電気ブランを飲んじゃいけないと
よく爺さんが言ってたっけ
modernを鼻にかけたような
きんきんに冷えた電気ブランをグラスに注いで
僕はその戒めを破るのだ
 ....
手は握るものではなく繋ぐものだと
教えてくれたあなたとは
繋ぐたびにカチカチとなる金属音のせいで
わたしは涙目を隠して
あなたの鞄を持つのです。
しあわせではありませんでした
かわりに ....
毒を食らったのかも知れない。
腸の奥渦巻く何かを
そっとへその奥の奥のほうへ
押し込めた。

その渦巻く何かは時折
轟々と音を立てながら私の
腹の中から出ようとし
上っ面の涙を流し ....
#ダフィーダックの憂鬱
洗濯機を回すとあなたのにおいが
しんでしまう。
ごうんごうんと音を立てて
昨日のあなたとの時間を
ころしていく。
それでも私はいつもより多めに
洗剤を入れては ....
#呼吸
毎朝私は近くのセブンイレブンではなく
少し遠めのローソンでおにぎりと
栄養ドリンクの一番安いやつを買ってから出社する
ローソンのビニール袋は他のとこのより
幾分か薄くて私はその薄 ....
#裸
私の曲線という曲線すべてと
貴方から湧き出る荒れ狂った血潮を
すべて交換するかのように
貫いた打ち付けた果てた午後のビーカー。
息切れのアルコールランプ。
結露した私の肌は、まだ足り ....
背中にへばりついて取れなくなった
アノマロカリスは気付けば苔むしながら
僕を覆う全身の鱗のようになって
まるで貴女を忘れたみたいに
背だけが伸びた針葉樹を
なぎ倒す最後のダイナソーに
なっ ....
#うねるかみのけ
よく光る首筋はひとえに
私が証拠をつけるための場所を
本能的に知らしめているのであって
私の雨に濡れた畝る髪の毛は
少しずつ海のにおいを残しては
あなたの頬をなぜるな ....
#わたしの本音
ニーチェも知らないやつが、
わたしの太ももを見ながら
今日はどちらまで、なんて
抜かすもんだから
わたしはもう髪をドライヤーで
乾かすのもやめたし、
神様を信じること ....
その話なら聞いたことがあります。

#空間と海月
くやゆやゆん、の天気輪に
噛り付いたまま
明々になってゆく。
大きく口をあけた月光の巨人が、
わたしの感動を食べてゆくものだから
何本 ....
#捕まえる為に
まず綺麗に梳いた。
きらきらと剥がれる、
わたしとわたしの証明を
食事のように、
口に運ぶように、
摂取するように、
喰らい尽くすように、
そこを梳いた。
それを ....
 作品としてあげた物の中には、私が書き置きとして書いている物が有ります。作品にする為の物で、それは作品では無いと言われる方もいらっしゃるでしょう。

 たまたま、昨晩見た言葉が有りました。それに対 ....
 伝え合う事の中には少なく無い情報を大切にして伝えていく、その中には人と人との繋がりから産まれる事が少なくない。固く閉ざしていく殻の部分がひび割れるほどの事を、一つずつ大事にして、掌で伝えるように、何 .... 様々な歌を聞きながら思う
否定から入る批評では無く
しっかりと聞く気が無いのなら
私はどの言葉も受け止めない

雑音でしか無い事に気を取られて
見失う事の方が怖い

音感だけでは歌は歌 ....
鼻毛が出ていました。
鼻の穴からではありません。
鼻の頭からです。

黒々、黒々しています。
まるでヒゲのようです。
抜こうにも短すぎて抜けません。

お前もこうして出てきてしまったか ....
オイ、コーヒー
熱いのな
今夜は徹夜なんだ

最近どうも疲れちまってな
肩とか腰がずっと痛えんだよ
年かな

なあ、アイツはもう寝たのか?
そうか
構ってあげられてないんだよな、最 ....
わたしはわたしであるという
そんなわたしはおぼつかなくて

ひとはわたしをこうだというが
そんなわたしはわたしではなく

いつもわたしはなにかがたりず
ほほえみつくっているのです

 ....
大丈夫、自分を信じて(*^-^*)さんの自由詩おすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からあげくん- 梥本 サ ...自由詩316-10-12
白蓮- 梥本 サ ...自由詩216-10-12
金魚草- 梥本 サ ...自由詩116-7-8
電気ブラン- 梥本 サ ...自由詩216-6-28
グッドモーニング、ハロー。- 梥本 サ ...自由詩316-6-28
- 梥本 サ ...自由詩116-6-24
ロードランナーは字が読めない- 梥本 サ ...自由詩316-6-19
みんなみんなきえてしまえ- 梥本 サ ...自由詩1*16-6-18
愛の実験- 梥本 サ ...自由詩216-6-15
化石- 梥本 サ ...自由詩316-6-14
純血種- 梥本 サ ...自由詩116-6-13
神様を見守る会- 梥本 サ ...自由詩316-6-13
その話なら聞いたことがあります。- 梥本 サ ...自由詩216-6-11
- 梥本 サ ...自由詩516-6-11
『昨晩書いた事について』- 媒体自由詩116-5-13
『口伝』- 媒体自由詩3*16-5-3
『歌唱法のあれこれでどうして人を非難できるのだろうか?』- 媒体自由詩4*16-5-3
鼻毛- 壁壁壁自由詩115-6-27
- 壁壁壁自由詩514-5-23
わたし- 壁壁壁自由詩114-5-18

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