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緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ　.... レントゲンに映らない黒い綿埃が私の肺にたまる頃、
今年もあの赤い花が寂しい寂しい休耕田の、
それでも草だけは刈った畦を彩り、
そうして見る間に色あせていく。

息を吸う。
吐く。
吐息に　.... 　　玩具は既に壊れており
　　木張りの床に見棄てられていた
　　夕陽から親しげな香りが溢れ、
　　窓辺に置いた花瓶に纏わりつく
　　私たちは　壊れていた　跡形もなく
　　｛ルビ抑＝そ　.... ＋
外はあいにくの雨模様
遠くの空が見えなくて
きのうお祈りしたのに、神様
小雨だから許してあげる
＋

｛引用＝ふと口にしたことばが引っかかって、本当か確かめて笑ってみたけど
突然、　.... おなか、空いてない？
きみにそう聞かれるとぼくのおなかは減りはじめる
そしてそう聞かれたときから余すことなく満たされていく
朝の光のなか、テーブルに触り、きみのそばに座り
きみに満たされた　.... 1

あたしは名前を持たずに創り出された
たとえ
世界中の有象無象がそうだったとしても
彼らは
他人から呼ばれる名前に安寧の場所を探し
その名前を借りて色を持つ
色即是…
その後は
　.... 自分に酔ってはいけない
あのころ
きみに酔っているだけで
ことばが出てきたのだ
あるいは酒に
たぶん
ほんとうはどこかにあって
しまったままの
ぼくのことばは
どこへいったのだ
あ　....

崎山郁さんの自由詩おすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
君へ	- 梅昆布茶	自由詩	14	16-5-28
リコリス	- 亜樹	自由詩	2*	15-10-14
玩具	- 草野春心	自由詩	6	15-9-6
晩夏	- AquArium	自由詩	3*	15-9-6
もう世界の中心で愛をさけんだりなんてしないなんて言わないよぜ ...	- 末下りょ ...	自由詩	4*	15-9-4
クウ	- ピッピ	自由詩	7	15-9-3
再会	- nm6	自由詩	3	14-7-2

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