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月明かり照らす銀雪瞬きて掬う我が手は熱に浮かされ

垣間見る竹垣のもと粗目雪日は過ぎ去れど募るばかりで

牡丹雪つもり唐傘かしげさす覗く君の手白にまぎれて

さようならかき消して ....
唇の微熱で溶かす甘さでもあなたにあげるキスはせつない

繋ぐのは衝動的でもいいかしら手と手温もり寂しい音も

二人なら夢物語会話すらままならないのキュンと熱くて
「春の土」
よりそひて小川とあぜ道蛇行せる二月の畠に耕人ひとり 

音なくて雨降りゐたり 静かにも春を見上げて庭辺の千草

うんうんと地よりわきたつ緑児を雨とお日さま交互にあやす

一坪 ....
キャスターが告げるGWの始まりに壁の暦がもてあます明日

人様の都合を聞かぬこの星を苛めるために振りかざす鍬

白米に気色の悪い虫が湧く結局おんなじように生きてる

要するに食物連鎖のくく ....
真っ白のまま鍵付きの日記帳また新しい春が来ました 生きたいと願う父が死んだとき死にたいと思う私が産声あげる

サヨウナラサヨウナラって粉になるでんぷんみたいに翔ばされる骨

肉体の元素記号を燃やしても軽くならない質量 タマシイ

立 ....
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜 君の目に映るヒカリをただ見てた花火見るたび甦る夏 果樹園を照らす光になりたくて首席奏者はより黒くなる 人々の不安な気持ち煽りつつ飲む焼酎がも〜うたまらん  春風に吹かれて

友訪ねともに買い物せむとてや車に乗りて弥生も末

今日の空うす紫に雲もなく川の青柳ゆれておりけり

車窓より春のそよ風吹きこみてややもひんやり光りさす道

真昼なり ....
かたむいてみていた月のかたえくぼ きっとだれかがキスしたのね と
左手をすりむいたなら右側も おなじでないと真っ直ぐたてない
こぼれゆく砂時計の砂かなしくて寝かせてみれば どこへも行けず

 ....
傘のない者に傘を配り歩く妻の心に降り止まぬ雨 聴こえだす春の足音 耳ふさぎ二重にしてる遮光カーテン どこからか逆さの寝床に降りるものみんながみんなけだものになれ



人知れず吐息がすべて爪となる留まりたくない意志も一緒に



透明な粒の作る火うずまいて夜の螺子 ....
  いくたびかそのセーターは洗われて等しく縮みつつ仔へ還る

  特別な季節であったのだ少女らは毛糸の虜になって

 編み物をしている時間というものは、傍から見ていればただ退屈な時間であるかも ....
4時過ぎの布団の中でlet it be口ずさんだら夜明けが近い
星野つばきさんの短歌おすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆきのみぞしる- 中原馨短歌215-5-4
衝動- 虹香短歌115-5-1
詩人サークル「群青」4月の題詠「土」- 木原東子短歌6*15-4-30
GWの始まりに- 亜樹短歌315-4-29
真っ白のまま鍵付きの日記帳また新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌315-4-27
- 為平 澪短歌5*15-4-19
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜- 北大路京 ...短歌315-4-18
君の目に映るヒカリをただ見てた花火見るたび甦る夏- 北大路京 ...短歌115-4-17
果樹園を照らす光になりたくて首席奏者はより黒くなる- 北大路京 ...短歌115-4-14
「自称」大予言短歌1- 花形新次短歌1+15-4-14
春風に吹かれて- 生田 稔短歌315-4-2
かたえくぼ- はるな短歌315-3-17
傘のない者に傘を配り歩く妻の心に降り止まぬ雨- 北大路京 ...短歌215-3-9
聴こえだす春の足音_耳ふさぎ二重にしてる遮光カーテン- 北大路京 ...短歌415-3-3
穂絶座- 木立 悟短歌315-3-1
編み物にまつわるあれこれ- そらの珊 ...短歌9*15-2-25
2月- 塩崎みあ ...短歌2*15-2-25

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