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片目だけ開けた狭い惑星に
捨てられたのは僕じゃないよ

眠るフリをする可燃物の夜
愛が幻になろうとするたび
輪郭を求める指輪のように

知り尽くしてるつもりの好みさえ
まだこの世に残っ ....
僕らの言葉はいつもすれ違い
間違い
時に伏せられて
それでも繋がりがあった

まあるいもの
尖ったもの
取り留めのないもの
それぞれが何処かを侵し
引き合い
奇妙なこの街を支えてい ....
胸に巣食った小さな影が
あなたの時を刻み続ける
砂時計のオリフィスを
いつの間にか歪めていたのかもしれないと
あなた自身が気づいてから
あなたはきっと違う風景を見ている

そう、残酷な告 ....
 
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった

半分こして座ることもできたのに

いっしょに座ることもできたのに




 
中原馨さんの自由詩おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴースト- ミナト ...自由詩319-12-26
ことば- たけしい ...自由詩215-2-11
隣に住む人- 夏美かを ...自由詩28*14-12-18
イスはひとつしか- 殿上 童自由詩32*14-8-24

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