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片目だけ開けた狭い惑星に
捨てられたのは僕じゃないよ
眠るフリをする可燃物の夜
愛が幻になろうとするたび
輪郭を求める指輪のように
知り尽くしてるつもりの好みさえ
まだこの世に残っ ....
僕らの言葉はいつもすれ違い
間違い
時に伏せられて
それでも繋がりがあった
まあるいもの
尖ったもの
取り留めのないもの
それぞれが何処かを侵し
引き合い
奇妙なこの街を支えてい ....
胸に巣食った小さな影が
あなたの時を刻み続ける
砂時計のオリフィスを
いつの間にか歪めていたのかもしれないと
あなた自身が気づいてから
あなたはきっと違う風景を見ている
そう、残酷な告 ....
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった
半分こして座ることもできたのに
いっしょに座ることもできたのに