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街の灯りよりも
明るい月の夜
かぐや姫さえ、驚くほどに光る月
なっちゃんだって
辛いこと、悲しいことあると思うよ
みんなが寝静まった頃
こっそり泣いてるのかもしれないな
それでも朝には
こんなに笑顔
自分も頑張ろうと思う
詐称猫は今日も星の名を騙る
彼女はあの有名な
『賭博猫』とも友達だったが
いつも騙されてはひどい目にあっている。
彼女は僕と話すときは
不思議なものを見るような目で
....
がんばれがんばれがんばれがんばれがんばれ
がんばれがんばれがんばれがんばれがんばれ
がんばれがんばれがんばれがんばれがんばれ
携帯のメモ帳に
死にたいと思うたび
一つずつ増えてい ....
僕がしっかり支えるから
信じてくれるね
ちょっと頼りない腕だけど
空が
すべってくるのを
まっている
雨 も
雪 も
白い雲 も
お日様 も
どれだけ手を伸ばしても、
届かない。
今日の仕事は うさぎだった
陽気なピンクだ
道行く車にいっぱい手を振ったよ
振り返してくれる人は
みんな笑顔で
おいら、ちょっと
幸せを振りまいた気分。
....
さみしいだけ。
室外機 夏のプロペラ ぶんまわし 飛ぶんだいつか ビルのボルト引き抜いて
「
これより10分間
朝を発信します
周波数を
合わせてください
」
昨日からの雨雲が切れて
西風は少し強く
夏が、燃え尽きていくようだ
明るい夕映え
僕の影だけが黒い
トーストで始める朝
太陽色に焼けた元気に
昼までもつ笑顔をのせる
おはよう コーンクリーム
僕が望むのは
夏の太陽なんかじゃなくて ....
独りだとときどき
夜空と自分の境界線が分からなくて
不思議
一番深い香り
夢をみる
あなたの影に漂う
一番深い香り
私が注げるものは何だろう
何、見てんだよ。
泳げるっつってんだろ!
‥ちょっと、ムーンウォークの練習してんだよ。
あっち行けよ!
自分ではない誰かに上げられた狼煙が
僕に対して上げられた合図だと
勘違いしてしまう
春
冬枯れのわたし
は
どうすればいいでしょうか
たしかに
花びらはまだついて
いるのだけど
見向きもされず
時間も忘れるほどにあなた
種さえ枯れて
見えない粒
触れるだけでもう
折れる準備はできて ....
さぁ コーヒーをもらおうかな
ブルーの空 いれたての春
風にとけるまえにほら、
過去の淡い思い出
これから待つ真っ暗な希望
何でそんなにがんばるの?
お願いです
僕が風邪引いて寝る時くらい
余所で寝て下さい
君も風邪引きますよ
『うるさい 黙って枕になれないの?』
…………………
すみません
空 に 見 つ け た
君 の 羽 根
夜の空気は光を磨くので
光も鳴るように笑います
しあわせってこういうこと
果たせない約束等いらない
欺瞞に満ちた希望の光
ならば
独りでいるよ
思考なんていらないから
堅い 青い海の上に君は立つ
黒い 傘なんて持ちながら
「ねぇ」
「ん?」
「貴方のカプチーノに私を沈めて」
「あはは、何だよ」
「私がおさとうで、」
「うん」
「貴方は私が沈んだカプチーノをすすりながら 火を点けるの」
「めぐみ」
「なに ....
燃える雲。
ゆっくりと火元はかすんで。
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