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「ニートこそが革命の先駆!」とマルクスは云うのだろうか云わないだろうか (題詠「ニート」)

きみにだけおしえてあげる(ないしょだよ) 「ここからここが象の足首」 (題詠「足首」)

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月曜日赤子の代わりに「うを」を飼う子宮の中でひれがたゆたう


「うを」のかげ腹の中より出でにけりお祝いをするの火曜日の夜


水曜日部屋の窓辺を遊泳す私の「うを」はきれいな人魚
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(ここでは宇宙をスプと言います)
最前列右の左のスプを見た見たもの全て衛星で死亡



(ここでは宇宙をンと言います)
ンの声がロケット破壊しつくしてβ・γ線上の{ルビAir=アリア}
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秋空は透き通るほど美しく手を伸ばしては溜息をつく {引用=高速で回転している花束を見ている朝の洗濯機の前


小窓からしゃぼんの香り飛び出して空に散らばる雲の石鹸


仰ぎ見る雲は雨雲どんよりと黒い何かをぬぐえぬ散歩

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ブランコに51kgぶらさげて光らすための助走をつける


20歳になったら生きる意味がない崩れるための両足で立つ


空っぽになるのに伴う痛みならどこでなおしてもらうんだろう


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あの夏を ふと思い出す 今日の午後
かりそめの恋 胸あたたまる
君と手をつないで見てる赤い空 春の毒皿どこまで喰らおか


満ちてゆく月を恨みつその日まで素知らぬふりで花摘む逢瀬


かの人を心で百度斬ったとて力なき手は髪を梳くだけ


つい ....
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声

親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた

表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」

四文字のあ ....
半知半能さんの短歌おすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
また題詠会より- 山田せば ...短歌206-1-17
彼女のへやに魚のうろこが落ちているわけ- ミゼット短歌3*05-11-25
ここでは宇宙を- ふるる短歌50*05-10-19
九月- ゆみ短歌805-9-14
梅雨空日記- 野月歩短歌11*05-6-3
K- ピッピ短歌21*05-5-30
かりそめの恋- 逢坂桜短歌1*05-5-22
暁待花- 紫野短歌10*05-4-7
アポロで弧を描きながら詠むうた- 短歌5*05-3-21

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