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北風が吹き荒む漁村には
荒れ果てた番屋があり

やせ細った野良猫が
廃船の置かれた船着き場をうろつき

誰も泊まることのない民宿では
年金暮らしの老夫婦が
息子の帰省を待ちわびている
 ....
身体に染み込んでいる光と闇に戸惑いながら
明日という日を夢見る
闇が恐れを生み出し
光がそれを打ち消す
美醜も善悪も溢れて出し
私のすべてが涙となる
その滴は本物なのかと
問うてみても
 ....
這 いずるさんの星丘涙さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寂れた漁村- 星丘涙自由詩10*17-1-9
私の涙- 星丘涙自由詩2*17-1-7

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