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亀裂から伸びる欠片の先端から昨夜の雨が祈るように滴っている廃屋の雨樋
海からの風が雲のどてっ腹をぶち抜いたみたいな紺碧の下で
いまだ同じ場所で彷徨い続ける俺の脳髄は一瞬
開か　.... 明かりの落ちた街路を歩くときに
くらがりに身を隠した
名も知らぬだれかの歌声を耳にするときに


目の潰れた犬が引っ掻くような声で鳴いた
脚がひとつだけの男が飛蝗の　....

秀の秋さんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
真昼のプラネタリウム	- ホロウ・ ...	自由詩	5*	15-5-11
いくつもの視線、捨てられた詩篇、真夜中のキッチンの音のないモ ...	- ホロウ・ ...	自由詩	2*	15-3-30

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