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指はきれいなの？
と少女は言った。
お父さんに悪いわ
とも彼女は言った。

少年はなにも応えず
黙々と
決められた作業をつづけた。

闇のなか　荒々しく誰かの逃げ去る足音がした。
　.... わたしの知らない何処かで
わたしのことが決められていた。

異議申し立てをしようにも
誰に
あるいはどんな組織に
異議を申し立てればよいのか
ついぞ分からなかった。

第一
わたし　.... おどろいた
あなたのそばを
時間が通り過ぎてゆく

たじろいだ
ぼくのそばを
群集が通り過ぎてゆく

頭上にひろがる
無限の青空

足元にひろがる
永遠の地面よ

(ちろり　....

coffee papicoさんの浩一さんおすすめリスト（3）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
春(改)	- 浩一	自由詩	2*	15-6-6
審判	- 浩一	自由詩	6*	15-1-8
街角の邂逅	- 浩一	自由詩	3	14-8-2

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