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農家の母屋を改造した学生下宿が
家賃一万円の住処だった
わたしは床の間のある客間の六畳
一二畳の居間には親友が
離れの六畳には先輩が
隣の六畳と四畳半には後輩が
それぞれ巣くっていた

 ....
ちくわ→必要悪
DOMDOMバーガー→必要悪
ニッケル→必要悪
アダマンタイト→必要悪
マッスルニレミアム→必要悪
車田正美→必要悪
てこの原理→必要悪
地球科学→必要悪  ....
ケータイ電話がならないことは、
決して寂しいことではない

新着メール問い合わせのたびに、
鬱になる必要なんかない

新着メールはありませんと言われたら、
死にたくなる気持ちは捨てておけ ....
ゆきはひらひらと 人を寒がらせ 
しとやかな霜の柱 身の丈が伸びるあの成長期の痛みが
ひりり
ぎぎぃ
ひぃぃぃぃぃぃ、と夜通し泣き叫んでいた

男のいなくなった朝
皮膚も血も 凍り付いた ....
色の無い世界で
抱きを覚えた
モダンな{ルビ李=すもも}と間違えて
其れを愛と喚んで
輝きを放った
今 染まり漬けられる
「何ざんしょ」
この心中の浮き具合は
鼓動の高鳴りは
膨れ上がる胸は

「病にかかったんしょ」
皆は上記通りにおっしゃりました
私も右に同じく並びました
けれども1匹 つれずじまい
 ....
歌舞伎町のプロントで
わたしは人を待っていた
雨が降っていた
隣に一人の男が座っていた
男は真っ青な顔をして
口をつぐんでいた
嫌だなあこいつ吐くんじゃないか
ふとそう思った
湿り気を ....
ほら今日もラインは元気に流れてくる
あなたよりあたしより元気に
たぶんこの工場の中でダントツ元気に

あたしは箱を広げる
あたしは箱に折り目をつける
あたしは箱を組み立てる
あたしは箱に ....
サンダルをはいて
かわべりをあるく
ゆうだちのあとの
なつのにおいはわたしの
あしのつめににじんで消える

わたしがいなくなる
みどりのなかにとけはじめ
ゆっくりとかぜにながれる
上 ....
90%知りたい
だけどそれはやめておく

死ぬのはいくつの歳か
それを聞きたいけど
聞かないことにする

と、57歳のおじさんが言った



ぼくの座る
駅前の公園のベンチの前 ....
under送電塔、楽園ed,LuckEnd
添う藍編む...、大穴だらけのお花畑で
斜電灯光を吸う、再度の花々に
春、指音で語り×4by0.25で一人になる。

   A、痛い。
風の強い夜だ
下弦の月のまわりに
虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる
窓辺に焼きついた油色の日々が
ガラス板から流れ落ちる

星々がさわさわ震えている

明滅する交通誘導棒を持ち ....
取っ手と とげが二つ付いただけの ちりとりに似た貧相な道具を白い砂が一面広がるなぞの世界に突き立てて 考え事をしている 考え事をするたびに地面に二重丸が増えていくので どうやら考えるという事はその場で .... 割り箸が均等に割れたら両思い
そう願って女の子は割り箸を割った
みごとに均等に割れた
そのときの女の子の表情を
思い描いてほしい

きっととてもいい顔をしていると思う

この物語とは関 ....
ここでウエハース島の物語に戻る前に
ぼくのことを伝えておこう
ぼくはどういう訳だか冷蔵庫に閉じ込められている
それは
ある女の子にぼくが酷いことをしたからだ
ぼくはその女の子のことを殺そうと ....
アルルコールは
リタを探そうとしたが
どこに行ったのか見当が付かなかった

「シュトゥルム・ウント・ドラング」
その時だった
ユリイカ研究所に向かって歩いてくる
地質学者のフルボサミン女 ....
それより前のページは切り取られていた



「したがって

ウエハース島は思い出の海に沈むのである

ウエハース島も
ウエハース島の海も
すべては思い出の断片でしかない

私や ....
ウエハース島の頂には
ユリイカという研究所がある
そこではひねもす
ウエハース島に付いての研究が行われている

あまりにも研究熱心な研究者ばかりなので
島が沈み始めて
ウエハース島の頂の ....
ウエハース島の人たちは
紫芋を食べる

紫芋は皆が食べるが
紫芋を作るのは
作る人と作らない人に分かれる

作らない人は作る人の紫芋を貰って食べる
作る人は自分の紫芋を食べる

ア ....
ウエハース島は
どこかの星の
どこかの海に浮かんでいる
ウエハースでできた島

そこには人が住んでいて
研究者や子供たちが住んでいる

研究者はウエハース島のことを研究している
子供 ....
 電気椅子で処刑された人が、縛りつけられたままがたがた震えている。震度4。舌は重力に従って垂れているがその方向、舌とも斜め舌ともとれぬ方向へ農耕は続けられていた。いつまでも発芽しないものにこだわりを見 ....
百均さんの自由詩おすすめリスト(111)
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