すべてのおすすめ
きっとこの世がなにもなくなっても満たされることはないだろう
きっといたみで身も心も消し去ってしまっても失うことはないだろう
きっと毒を歌い溢れ足掻いても死ぬことはないだろう
夢を 愛を知ったこの ....
くらくなったら帰りたい
ひこうきでおねがいしたい
星々がさらさらと消されていった日の入りから 
うねりながらてかてかしていたあれなんだろうとおもったらバターで、
そうですあれが太平洋のうわずみ ....
地を舐め、四肢を擦り、蛞蝓の足跡の様に長く、滲んだ血が道をなぞり、呻き声はふしだらな鍵盤の様に、汚れた口腔から漏れ続けた、頸椎が、背骨が、あばら骨が軋み、歪な尺骨と脛が、そうしてきた時 .... 僕は、僕たちは、みんなは、間違えてしまったのだ!
僕は、僕たちは、みんなは、失敗してしまったのだ!
僕は、僕たちは、みんなは、小鳥たちの声にさいなまれている。

そりゃー自信はありましたよ、根 ....
おまえが将来
大人になれば
ときには重い困難を抱えて
たぐる糸もなく
色を失った世界に
途方にくれることもあるだろう
そんなとき
思いがけず差し伸べられる
手のひら
それが、ありがと ....
時計が回るたびに
たどるべき道を 僕は ときどき忘れる
そうして思い出す あれは 10年前のシンガポール旅行でのこと
これから 僕は どこに行くのだろうと思っていた
行くべきであったろう  ....
ジャックの息子だから
ジャクソンにしたんだって
本当かどうかわからないなら
ジョンソンに聞いてみやがれっと

ミーヤ•ガレット(故人 享年132歳)

ジャクソンの息子はジャ ....
 
 
都会のカラスが都会を飛ぶ
そして都会の彼女は
赤いハイヒールで
都会を軽やかに歩く
空が飛べないのはきっと
背中の羽が邪魔だから

そんな彼女は
首がない、ただそれだけで
 ....
チンポ立ちぬ
気分は春
40を超えても
私は孤独な鉄人

情けないところ
見せたくなくて
北京、バンコク、ホーチミン
路地裏の薬屋に行って
有り金残らず
つぎ込むつもりです
「ア ....
新しくポストを建てました

これで十二本目です

今のところはお手紙はいただいておりません

悲しくはないです

心配は

近所の子供が悪戯に石を詰め込むことです

さきほど七 ....
蟻んこだって生きてるもん








わいだって生きてるもん








人肌があったかい

寂しくもなります







外 ....
したをむくことも
たいせつだ

うえをむいてわらえる
そのときのために

うえをむくことも
たいせつだ

したをむいてかなしんだ
そのときを
わすれないために

 ....
監獄の廊下を
誰かが
嗚咽ともとれる息をしながら走る

何度も何度も
部屋となにかを
往復している

私は
まだ暖かい
冬の布団のなかで

ゆっくりと

何事かと考える
たくさんたくさん食べて吐く
たくさんたくさん切って拭う
洗う
視る
たくさんたくさんたくさんきる
たくさんたくさんたくさんわらう
たくさんたくさんたくさんしる
たくさんたくさんたくさんわ ....
死は厳粛なものだ
だから死ぬがいい
人の1個が終わる時
連綿たる格闘の歴史が閉じる時
膨大な記憶の書庫が燃え尽きる時
小さな存在の事実が消失する時
肉体はそれでも生きようとする
瀕死の臓 ....
どうしたらいいかわかんなくて
脳みそがいっぱいにふくらんで
脳みそからあふれた水が
目からでたのだ
だからあれは涙じゃないのだ
高校生のころお気に入りの詩集があった
人に優しく、という詩集だった
わたしはその詩集をずっと持っていたかったけれど
あいにく制服のポケットにはその詩集ははいらなかった
わたしにはあんまり優しく ....
 
イッチャは鳥の啼き声をあてるのが上手だった。あれはコサメビタキ、あれはヤブサメ・・・。わたしはそれがどんな鳥なのか知らないままに、イッチャの背中に向かってあやふやな相づちを打つのだった。そして、 ....
靖国通りを東へ 東へ
ずんずんと 歩く

もう 近くには
新宿御苑
しずかな
新宿のダウンタウン

あたしのあたらしい
隠れ家は
そこにあった

定期的に
家族と離れ
ひと ....
今、学校の課外とか、夏期講習とかで大変なんですけど、
親戚が家に遊びに来た時、
半年振りに会った従妹の女の子が、
俺の疲れを吹っ飛ばしてくれたよ…

少女の素晴らしさ、
ろりっ娘って本当に ....
煙突の上に煙突が乗っかって
綺麗な空だ
黒い空だ

人を憎むな
人を憎むな

こぼれ落ちる星がひとつ
ファミレスの窓がふたつ

天井が壊れ
フィルムの中で踊っている
くるりくる ....
2008年に壊れてしまった言葉は私の中に眠っている


お前なんか嫌いだ
そう言われたとき昔のことを思い出した
ちかちゃんなんか嫌いだ
私は確かに何度も何度も口にした
風船みたいな愛しい ....
彼氏を家に呼んだ


彼氏を見たおばあちゃんが


「幸せね」と言った


私と彼氏は


「ありがとう」と言った




数日後おばあちゃんが死んだ


遺品 ....
目次みたいな人生が詰まっていて、きつく、とても、それが何重にも重なって数えきれなくて、っていうのが何列にも並んでいて重い。
待ってはいるけど待たされてるわけではないし、たくさんやってきて、たぶん、い ....

「無風を狙って、あの鳥は飛び出した
 籠から、あの人の隙を狙って、青空
 へ飛んだ。傷付いた羽根で、ぼくは
 風を感じる事が出来る。とうめいな
 翼で、とうめいな空を、感じること
 が ....
「どうして君は走らないの?」とクラスの女子に聞かれて私はこう答えた。
「サンダルだから。」

私が通っていた小学校には
“ランニングをサボった人がいた場合は、その人の周りを走る”
という風 ....
夜がくる

飼い猫のシュミーズの
母親と道端で
話しました。

毎日日は暮れる

二度寝して
ぼんやりとした肌に、
昼のミモザ色の明かりが射し込む

まさみちゃんは唄う

 ....
 
 
硬質に濁ったゼリー状のものの中で
僕らの天気予報は
軋み
軋んだ音をたて
初雪が観測されたことを
伝えようとしている

子どもたちが歩道橋から次々に
ランドセルを落とす遊び ....
御社の最先端の遺伝子工学で
貝柱を持つカスタネットを開発したいです
言い終えたあと両手で顔を覆いました
面接でとうとう打ち明けてしまったボクの夢
しかし指の間から見えてきたのは
面接官の方々 ....
「私はチープだから、善悪すらも買えやしないよ。」

財布の中から彼女は言った。
紹介しよう、彼女こそが100円の、偽造硬貨だ。

僕はキオスクの前で、カロリーメイトにしようか、
ウィダーイ ....
百均さんの自由詩おすすめリスト(111)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
選死- 十二支蝶自由詩113-4-3
いつか太陽光でエネループして- さわ田マ ...自由詩413-3-25
地を這う男- ホロウ・ ...自由詩1*13-2-17
遡及- 葉leaf自由詩413-1-21
贈るほどでもない言葉- 佐野権太自由詩8*13-1-9
今に失うもの- 番田 自由詩112-11-20
ジャクソン&ジョンソン- 花形新次自由詩112-10-20
首男(三)- たもつ自由詩512-4-30
偽バイアグラには気をつけよう- 花形新次自由詩211-10-25
割れた鏡と英国風のカーテン- 空中分解自由詩4*11-10-10
おんなのこ- サワメ自由詩311-6-2
道程- 小川 葉自由詩411-4-6
冬監- 夜恋自由詩211-3-10
水水水(2007/3/6)- はるな自由詩211-3-8
知るということ- salco自由詩5*11-1-26
泣いちゃった- ニュート ...自由詩310-12-3
ポケット- ニュート ...自由詩410-11-30
イッチャの背中- せかいの ...自由詩610-11-21
新宿_昨日・今日- 森の猫自由詩4*10-9-24
近況報告- 一 二自由詩310-8-24
夜空- しべ自由詩510-4-4
破裂する風船について- なき自由詩2*10-3-7
「叶わぬ恋と知りながら、それでも貴方をお慕いしている私がいま ...- くろきた自由詩510-2-28
ヒ、リ- 新宮栞自由詩610-2-26
『近づく鉄塔と廻る鳥たち』- 岡崎師自由詩210-1-12
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●- ひとなつ自由詩11*09-12-10
monetのたわいもない声- Monet.嗣治 ...自由詩109-12-3
初雪- たもつ自由詩2409-11-5
三次面接- サトタロ自由詩709-10-30
偽造硬貨との3ヶ月に渡る対話で、今朝気づかされたこと。…そし ...- ひとなつ自由詩2*09-9-21

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