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恋の果実を
収穫することを待ちながら
暑かった夏空は
熟れた林檎を
真っ赤な彩りに染めている
大切な人へと
恋を想って約束を
するときのように
真夏に夕焼けを
埋め尽くしたばかり ....
恥ずかしそうにして
横たわる真白い身体の
すぐ近くにある
誰も知らない部屋で
あの扉を開くことができる鍵穴に
ぴったりと
はまり込む
秘密の白い鍵穴に
鍵を当てはめる
Eroti ....
激しい夕立は
突然やってきて
落雷で鉄道が遅れている
小さな駅舎で
雨宿りをしながら
駅の改札で恋人と
待ち合わせをしていて
豪雨は短いうちに
まるで屋根を
ひっくり返したように ....
低い雲がたなびく
雨空のなかで生まれたばかりの冬猫が
ふんわりと尻尾をまるめながら
きっとこの春のどこかで
ゆったりと昼寝をしているように
彼女はまだ目覚めない
もう夢のなかでは
序 ....
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて
未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
夜を徹して
降りしきる雨
月曜日に朝を迎える
街で真先に開く
パン屋もすでに
忙しく
ラッシュアワーに
台風が直撃する
大きな白い傘を差しながら
駅へと向かう
運行規制で少し ....
生まれた頃の
記憶
母の語る
真実
学校の先生が話す
口癖
ただそれだけの
時間
初恋が恋とは分からない
感性
誰も知りはしない
秘密
友達と誓う
約束
神を信じること ....
そっと今も
地球に隠されている
新しい一日には
夜明けの太陽から
陽射しが煌めいて
鳥たちが
鳴き始める約束の朝
窓を開ける
君の微笑みに
旧来の知人から
感謝の手紙が届い ....
純白の雲から
いつか夏の終わり
銀色に耀く雨粒となって
熟れた小さな果実のように
堕ちていったBluesky
なくしていた蒼い傘が
見つかりました
遠く霞む
紅にたたずむ山脈の
....
こどくないのちが
やどるはりを
つよくしなやかに
のばしながら
そおっと
からだにまとって
ぼくは
みつのしずくを
はこぶ
くろいはちになる
りょううでを
はねのように
....
巡り合った
ばかりで恋する人に逢う
約束をしたけれど
それから
まだ逢えてはいない
恋する人からは
祈りをもらって
そんな小さな
祈りの中に
まもなく
沈黙する
夜は始まる
....
中原純乃さんのりゅうのあくびさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
林檎
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りゅうの ...
自由詩
7*
15-9-6
Erotic_Hazard
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りゅうの ...
自由詩
8*
15-9-2
水滴を巡る追憶には
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りゅうの ...
自由詩
10*
15-5-4
彼女の午睡
-
りゅうの ...
自由詩
5*
15-4-10
裸火
-
りゅうの ...
自由詩
12*
14-10-12
各駅停車は台風のなかで
-
りゅうの ...
自由詩
10*
14-10-7
刹那の果て
-
りゅうの ...
自由詩
6*
14-10-2
君の微笑みは世界の何処かに
-
りゅうの ...
自由詩
27*
14-9-23
Into_The_Bluesky
-
りゅうの ...
自由詩
19*
14-9-14
みつのしずく
-
りゅうの ...
自由詩
4*
07-10-22
沈黙する夜の始まりには
-
りゅうの ...
自由詩
5*
07-9-30
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