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誰の声? 誰の顔? 覚えられない 自分を責めて塞いで狂気


黒と白 進むためだけの前向きさ求め私は黒に隠れる


訥々とした呟きで始まった歌が絡まり吸い込む涙


大切な人 ....
松の木の吐瀉の薫は 昔日の落武者か昨日の酔っ払いか


法律と噂話で塞がれた言葉こぼれる針山の上


光のない部屋を満たした粘い黒あなたと吸い込み汚しあう夜


芯が熱く眼を ....
遠くより 近くの方が 大事なの 足を動かす それなのに 傷ひとつ負わないために纏う黒 磨いた爪で掻き鳴らすギター


縦横のパステルカラー過去形の絆ぬくめるクリームシチュー


空焚きで割れた土塊不機嫌を怯え見上げる視線から逃げる

 ....
振り返る 誕生日の 雫たち 今君の声 泳ぐ音たち 夜になり雨音響き室内のテレビの音を掻き消す強さ

ただ静かに湯船に浸かり心地良さだけを感じて過ごす

折り鶴を丁寧に折りプレゼント一折り一折り愛の結晶

県と県繋ぐ架け橋完成し行き場所探す ....
漆黒の 闇を含んだ 雨露は 心に憂愁を 染み渡らせる
人々は眩惑し 物憂さにくたびれ 空虚になって忿怒する
時に自棄になるが しかしどんな形であろうとも 心を潤す雨露なのだ
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか 影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷

目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる

頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル

染み渡るピンク色した愛の色子供 ....
落とし穴 落ちたことは 
他人(ひと)のせい 
這い上がったのは 自分の力
わあわあと脈略のない会話の後すとんと眠る君羨まし

悪夢でも構やしないと待ちわびる瞼を閉じてじっと堪えつつ

からからに渇いたのどを潤しに台所立つ顔青白く

そのままに今朝を迎える覚悟なく ....
ありがとう
ごめんなさい
中間が一番いいと素朴に思う
ためいきが もれるたびに 楽になる
何をためているかは分からないけれど
ためいきが 何かをためていた事を 教えてくれて 楽になる
柔らかい 布団の中で 夢を見る 起きたくないな いい夢だ サイレンを塞ぐ手のひら 許された騙りを口に含み 流した


「過去ノコト気ニセズキミヲ愛シマス」 「キチント知ッテ出直シトイデ」


終わらない 誰かのための美しさ 立ち居振舞い  ....
中原純乃さんの短歌おすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 深水遊脚短歌3*15-9-5
吐瀉の粒子- 深水遊脚短歌7*14-11-10
ムズい- 陽向短歌214-10-28
インタビュー- 深水遊脚短歌2*14-10-25
誕生日- 陽向短歌214-10-19
_折り鶴- 夏川ゆう短歌314-10-7
苦い雨露- 陽向短歌1*14-9-30
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか- 北大路京 ...短歌214-9-29
- 陽向短歌4*14-9-28
妄想- 夏川ゆう短歌314-9-28
それも落とし穴- 陽向短歌2*14-9-26
夜明けに_五首- 森川美咲短歌3*14-9-21
中間- 陽向短歌1*14-9-6
ためいき- 陽向短歌4*14-8-31
幸せな時間- 陽向短歌3*14-8-13
嘘に- 深水遊脚短歌5*14-7-23

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