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天国が火事
放火魔は長い足で
山脈を跨ぎ逃走した
雲の上が赤々と燃えて
天使らはなすすべもなく
もだえている
白い裸体から
滴り落ちる汗、汗
まるでとろける
蝋のように
地上から空　.... 家に帰ると
娘らが星を食べている
お椀にいくつか
飴玉ほどの小さな星屑を入れ
テレビの教育番組など見ながら
気軽に口に運んでいる
おいおい、いいのか
と思ったが
今日日やってはいけない　....

菫さんのやまうちあつしさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
天国が火事	- やまうち ...	自由詩	4	14-8-13
おやつ	- やまうち ...	自由詩	12	14-8-4

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