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背に花の生えた猫が
午後の雨を待っている
二つに分かれた坂道の
曇に近い方を歩いてゆく


休み休み進むのは
花が重いからかもしれない
午後に夜にひとつ咲き
朝に昼に ....
物悲しいかたまりが
からだの奥をふくらませている




水がどこまでも
水であるのは悲しい

言葉の色が
明るく消えてゆくのは悲しい

むらさきだけが
 ....
川瀬杏香さんの木立 悟さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しずく_秘名- 木立 悟自由詩816-2-4
ノート(物悲しいかたまりが)- 木立 悟自由詩714-7-4

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