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そうして
列車は燃え上がる火山の山腹を廻り
向かい合って座っていた僕たちの
車窓から美しく災害が眺められた
列車のドアから乗客たちが飛び降りていった
飛び降りては降りそそぐ炎のように水鳥を抱 ....
きのう
飛び去った飛行機のように
蛾が震えていた
取り残された最後の技師が
数値を記録し続けている
薄汚れた窓硝子の向こう
森を走っていく少年あるいは少女の白い素足が
境界を飛び越えなが ....
新嶋樹さんの片野晃司さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
大鉄道旅行時代
-
片野晃司
自由詩
28
10-3-24
エネルギー
-
片野晃司
自由詩
18
09-4-4
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