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都会の住宅街の歩道を 年末を迎えようとする空から
心臓に刺さる零度の雨が 濡れ落ち葉にも突き刺さる

若葉だった頃 親木が大切に繁らせた「父」という葉は
厳格ではなく 風が吹けば吹くまま ....
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い

退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便利な夜明け

東雲を鎌で研いだ三日月は昨日噛んだ爪の歪さ

山間を染め逝く夕陽の亡骸が蝉 ....
新嶋樹さんの為平 澪さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
濡れ落ち葉- 為平 澪自由詩13+*14-11-26
夜を置く- 為平 澪短歌5*14-9-28

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