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 嗚呼

 
 どうしてこうも私は弱いのだろう

 守りたいものも守りきれないくせに

 強くなりたくても そう願うばかりで

 守ろうとする努力もせず

 強くなる為 ....
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
息を 
わたしたちは潜めて 
東の空の彼方から 
春がやって来るのを 
待ち侘びていた 

夜明けに 
うすい紫の風が
わたしたちの 
頭の上を撫でながら 
通り抜けてゆくとき ....
ヨーグルトや アイスを食べるとき
フタについた ちょこっとを 舐めるのがすき

不思議と おいしく感じてしまう

寝坊したと 勘違いして
いつもより 30分もはやく起きれたときは

と ....
その時を逃したら
二度と出会えない人が存(い)るように
この時を逃したら
きっともう こんなことは起こり得ない
そう思ったのだ




あの時からいつも
そんな気持 ....
膨らんでゆく不安を感じていた
知らない人とすれ違うたびに
増してゆく孤独があった

遠のいてゆく誰かの背中に
思いつく限りの名前を呼んで
立ち止まらせたいと思ったのは

それが優しさだ ....
果ての見えない白の上に
君に用意された四角い枠があったとして
君はそれを少しはみ出すくらいに自画像を描くとする

君はそのうち
枠の中に絵を収めなきゃいけない気がして
はみ出した部分を消そ ....
「ノストラダムスでーす」

玄関を開けると

郵便配達の恰好をした
ノストラダムスが
照れながら立っていた

ああ
今さらだなー
ああ
予言がはずれて恥ずかしいんだろうなー
 ....
おなかが出てきて おやじになっても
俺のこと好き?
って聞くあなたは

お前が太るのはダメ。
と言う
エゴなやつさ。

そんなあなたは
なにも言わずに
姿を消して

あたしは
 ....
愛を込めて
今夜あなたに作ります

乳白色の液体を丁寧に温めて
そう、指に付いたら
舌先できれいに舐め取って
頃合を見計らって
茶色い塊を挿入、いや投入
ドロドロになるまで捏ね回す
 ....
僕は魔法を使えるよ

魔法使いのお母さんに教えてもらったんだ

みんなの目をみてニコッと笑うんだって

お母さんの魔法は僕をふらふらにしちゃうんだよ

お母さんがニコッとすると、魔法使 ....
やさしい音楽しかきけないときがある
と二度書いて消した
書けば書くほどに
それでいったいなんだっていうんだろうという気がしてならなかった
人間が正しくないセイブツで、言葉と表情を持 ....
ほんの
わたしがあなたを好いている
っていうことを
他の誰かとおんなじような言葉に変換したくないせいで
いろいろと言葉をいじくってるのです

つまりは
わたしがあなたを好 ....
おかえりなさい。

アナタに逢いたくて、青空を塗り替えてしまったほど。
ずっと、ずっと待っていました。

アナタの好きなものをひとつひとつゆっくりと並べて。
順番に恋をしていくということに ....
まっすぐ歩いていくと靴屋さんがあるんだ
途中で絶対に曲がっちゃだめだよ
前だけみて歩くんだ
靴屋さんに着いたらその横の遊歩道にはいる
ここはむかし川だったみたいだね
人がふたりならんだらそれ ....
女を好きかもしれない恐怖
愛して良いのかという不安
キスのその味は上品な香り
自分より小さい肩を抱き寄せる感覚
明日もそこにいるこの子と
明日も明後日もここにいる自分
どうしたらいい
ど ....
微笑みの半分が翼で
空の半分が月で
呼びあって 呼びあって
微笑んでいる



夜に咲く花
触れられたことのない花
もっと小さなうたを歌う
もっとしっかり小さく歌う
世界 ....
海と川が戦った。
海の巨大なタコが
川の魚とバトルを繰り広げ
タコはスミをはき
自分の体まで真っ黒に染めた
魚は海に塩をまき
海水はしょっぱくなった。

最後にはどちらが勝ったのか?
 ....
泣かないで

僕が悪いなら

出て行くから

泣かないで

僕は

人の君の人生の邪魔をしたくなかったんだ

好きだという気持ちだけで

突っ走ってしまった

あの時は ....
おやすみなさい

蒼く輝く星

おやすみなさい

オレンジ色に光る月

おやすみなさい

この

果てしない夜空の下の

どこかにいる君

君は暖かいベットで

良 ....
結婚したてのころ
奥さんがバスンバスン布団を叩く音を聞いて
親のかたきじゃないんだから何もそんなにまで
なんて思ったけど
十年目に
「布団は親のかたきなの」
衝撃の告白
親のかたきに ....
夜が終わろうとしている
真夏午前四時半の空は青ざめて

ほのかに光るシリウス
さっきまでは見えていたプレアデスは
もう見えない

コオロギが鳴いている
いちばんよく響くあれは
たぶん ....
夜の風に当たりたくて

外に出た

まるい月が綺麗だぜ

まるい月をみていると思い出す

どこか寂しい眼

なつかしい声

遠ざかる背中

あなたは俺にとって

あのま ....
読みかけの詩集を逆さまにすると
文字の列たちは
不ぞろいのビルディングになりました
そして
下のほうにあった余白は
広い空に
しばらくその様子に見とれていましたが
何かが足りない気が ....
気がつけば
眼があなたの姿を探す
気がつくと
眼があなたの姿を追っている

いつの間にか
startを切っていたこの想いの
諦め方など
知るはずも無く
忘れる術を
知ることも無い
 ....
水びたしの指で
コンセントに差しこもうとした
叱られた
しらない世界はいっぱいある
目のまえのオーブンの火照りもしらない
けれど追いかけたりしない
食パンにまかせて
いいとおもう

 ....
今日の空は
雲ひとつない晴天
なのに
世界の人の中には
暗い影を心に持つ人がいて
せっかくの
満開に咲いた桜の木にも
吹きつける春のそよ風にも
目をくれずに佇んでいる
もったいないよ ....
空の向こう
星が瞬いている

星が輝く
夜空の向こうには
何があるのだろう

『愛してる』
なんて言葉は
陳腐すぎて笑えてくるけど
なんだかとっても安心する

眠れない夜に
 ....
あの日の海

海の上を走る暖かい潮風
海の上で輝く爽やかな太陽

あの日の海の潮風の音を
こんなにも鮮明に
あの日の海の太陽の匂いを
こんなにも明確に
覚えている

先日歩いた
 ....
たくさんの人の
たくさんの優しさ

たくさんの人の
たくさんの愛情

たくさんの人の
たくさんの思い出

いっぱい いっぱい
受け継いできました

いっぱい いっぱい
与えら ....
おっとっとさんの自由詩おすすめリスト(62)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空の向こうを掴もうとした- 支倉真浅自由詩506-4-4
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩81*06-3-10
春はあけぼの- 落合朱美自由詩4006-3-3
ちょこっとハピネス3分の1- 仲本いす ...自由詩7*05-10-23
いま。- 和歌こゆ ...自由詩3+*05-10-19
スクランブル交差点の真中で- ベンジャ ...自由詩10*05-9-15
クレナイカ.doc- K+A自由詩6*05-8-12
照れるノストラダムス- jei自由詩805-7-20
お肉屋さん- とうどう ...自由詩8*05-4-17
聖.V.D- KEIK ...自由詩205-2-11
小さな魔法- flame自由詩2*05-2-6
そしてあなたに両手を開いて振ることもできる- ________自由詩8*05-1-25
訳す- ________自由詩4*05-1-23
ラヴレター(即興)- e R i自由詩4*04-12-20
最後のデート- 吉原 麻自由詩7*04-10-7
あいのかたち- 吉原 麻自由詩4*04-9-23
降り来る言葉_XVI- 木立 悟自由詩504-9-3
それはそれで◎- 初代ドリ ...自由詩3*04-9-2
★106_ナカナイデ…- 貴水 水 ...自由詩6*04-8-28
★105_オヤスミ- 貴水 水 ...自由詩9*04-8-28
スイッチ- たもつ自由詩6004-8-17
夜の秋- 佐々宝砂自由詩3*04-8-10
☆159_マァルイ、ツキ- 貴水 水 ...自由詩404-8-3
童話(詩)- たもつ自由詩45*04-7-28
First_Love...- Lily of the ...自由詩6*04-6-23
世界はいま、キッチンにあるとして- バンブー ...自由詩27*04-6-10
In_the_spring...- Lily of the ...自由詩17*04-4-12
Guidepost...- Lily of the ...自由詩4*04-4-11
I_walked_with_the_sea's_illusi ...- Lily of the ...自由詩5*04-3-21
It's_very_important_for_me_to_ ...- Lily of the ...自由詩3*04-3-10

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