すべてのおすすめ
いもしない恋人の陰膳とした牛丼(並)がただ冷めていく
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
左手の指輪は{ルビ女性=おんな}除けですが、していなくても寄ってきません
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
不完全な春に花を盗もうと今から用意している
星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから
約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから
一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
送電線 辿る旅はここが終点 架からない橋 それぞれの岸
雨雲の真下あたりの高台に 何か書く人 インクが滲む
田は潰れ 地は鎮められ 採る人もないミカンをカラスが散らかして
....
【寂寥】
ふくろうの骨格をみて少しだけ悲しくなったハイウェイと森
やせこけた我の心の貧しさよ地をはいさまよう腕の細さよ
全身を氷漬けして大砲で発射後すぐに赤く弾ける
憂鬱がおへ ....
あかりんこさんの短歌おすすめリスト
(7)
タイトル
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いもしない恋人の陰膳とした牛丼(並)がただ冷めていく
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北大路京 ...
短歌
3
14-3-4
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
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北大路京 ...
短歌
9
14-3-4
左手の指輪は女性除けですが、していなくても寄ってきません
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北大路京 ...
短歌
6
14-3-1
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
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北大路京 ...
短歌
5
14-3-1
不完全な春
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梅昆布茶
短歌
10
14-2-28
川の向こうの線路
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深水遊脚
短歌
5*
14-2-11
日常漏泄
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木屋 亞 ...
短歌
4*
14-1-3