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それから空は夏雲湧き立ち、風は川を越えて丘を越えて、それから線路を越えて団地を越えて、それからあの家の窓を抜けて、あの白い壁の部屋をぐるりと回る。部屋には檻があって虎がいて、虎は檻の中で待っている。誰 .... いま目の前を上り列車がひとつ通過いたしまして、さてさてお集まりの皆々様よ、おんなののろいをみたいとお集まりで、おんなのなみだをみたいとお集まりで、ついでに死ぬおんなや殺すおんな、蛇やら龍やら見せましょ ....
なけま、たへるよんう゛くをさんの片野晃司さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幽霊と虎- 片野晃司自由詩1918-1-1
のろいのために- 片野晃司自由詩12*15-5-1

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