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涙をくみあげる ゆびさきの淡い痛みが枯れるときは来ない
かぎりない往復は いくつもの色で潤滑されて
かなしみの精度をふやし
五官のうつせみにくりかえされる干満
光のない静寂には 距離をはかるの ....
きせつはずれの

あなたは はなぐもり

きたかぜを てまねいて

ふるさとのにおいだと わらった

せまくるしい すいめんに

もうすぐ ほしのかがみが

やってくるはずなの ....
それぞれに運命を入れた容器たちの
つかの間に折々
わずかな光を胎動し
森のかたちにふくまれていく

欲しいからだを差し伸べる
天使たち
祈りをおびて瑠璃色の
小箱にひそめ ....
ichirouさんの橘あまねさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢、一夜- 橘あまね自由詩1214-7-11
即興___真珠を真似るひと- 橘あまね自由詩1014-4-25
瑠璃唐草に- 橘あまね自由詩1314-4-2

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