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第二十三号の地球が
悲しみの瞳を見せている

太陽の中の蒼だけが
灼けつくように孤塔をふちどる

啓示を失った永遠の
――それは羽搏きか痙攣か

見者たちは黒い手帳に
 ....
彼はいつも身の回りに星座を連れている
折に触れその星々の配置を
巧みに操りながら

   蒼を帯びた眼差しの閃きで
   ほんのわずか歪んだ口もとの微笑みで
   しなやかな指さきのひとふ ....
ichirouさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒い手帳- 塔野夏子自由詩8*14-7-1
十九歳の星座- 塔野夏子自由詩6*14-3-13

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