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望み通り、雨は降りはじめ
びしょびしょの街で

ふたりは渇いて座っていた
気持は
どこかの窓辺にはりつけたまま

ふとった猫が
鳥に
見下ろされている
みてあのこまだ
舟なんかつくってる
とさされたゆびを
はじから折って編み込んでいく

わたしはかなしかった
夜でも朝でも
ま昼にはいっそおそろしかった
からだじゅうに溜まった水が
 ....
クナリさんのはるなさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
びしょびしょの街- はるな自由詩214-6-28
破裂- はるな自由詩414-2-24

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