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ひとたび彼が其の場所にあらわれたなら
ひとことも言葉を発さずとも
彼の身体が その動きが生きた詩と化す
時に抒情であり 時に抒事であり
時にそれらを超えた何かである

彼の背後の書き割りは ....
彼はいつも身の回りに星座を連れている
折に触れその星々の配置を
巧みに操りながら

   蒼を帯びた眼差しの閃きで
   ほんのわずか歪んだ口もとの微笑みで
   しなやかな指さきのひとふ ....
クナリさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
故に其の場所で彼は踊る- 塔野夏子自由詩2*14-10-13
十九歳の星座- 塔野夏子自由詩6*14-3-13

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