すべてのおすすめ
よく陽に焼けた肌を晒して
向日葵の方へ駆けて行った
足跡が
奇跡の化石に残った
今ある詞と夢と
わずかな名残の面影が
霞と君の区別がつかない

今日、
君は、夢を照らしたね
枕の香　.... それは強いつよいつよい日差しの影が
君を映しとり
影だけ見せる
徘徊する未練の欠片を永遠にしようと
定例の配慮のない君の名残と同じ
崩壊する清廉な心は霊園に沈み
代替できるなら生涯を捧げて　.... 真面目度と正気度の高い高い高い話
園庭のブランコか滑り台かで落ちた
前歯が欠ける
紅茶に落ちた月も欠ける
今日を明日を明後日の時間の縁を
つないでいくのが本当に
自分の体なのかと
欠けた　.... 解離体になりたい物はこちらへこいと
それだけしか指導を受けていませんので
役割が違うわたくしは
いつまでも放っておかれている

白いテントを思い浮かべるの
その中に入っていく
わたくした　.... 僕はワンカップを片手に
車窓に体寄せていた

電車の外は雨らしく
ぱたぱたと打ち付ける雫が
声なき声の模様を描き僕を飾る

ざわめきの静寂に叫びを埋めて
引きずる体の亀裂を紐で縛って
　.... あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して

熱々の油に浴　.... 遊び星
なんのための遊び星
空を飾る星々の
いらぬ光をもらってる

ゆらゆら軌道を変えてはまわる
空に模様を描いている
空に羽を描いている

空から落ちるたくさんの星屑

由木名緒美さんの日々野いずるさんおすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
神様	- 日々野い ...	自由詩	1	23-12-17
面影	- 日々野い ...	自由詩	3	23-11-21
蒼い話	- 日々野い ...	自由詩	2	23-10-28
サイケな夢を見せてくれ	- 日々野い ...	自由詩	3	17-4-13
車窓	- 日々野い ...	自由詩	8	17-1-9
加工肉自動人形	- 日々野い ...	自由詩	8*	16-2-20
星屑遊星	- 日々野い ...	自由詩	4	15-2-1

---

すべてのおすすめを表示する

推薦者と被推薦者を反転する