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その古い家には
ちいさなあかりとりの天窓があって
夜ふとんに入ると
その窓がいやに気にかかってたまらなくて
ぎゅっと目をつぶった

星も見えないようなちいさな天窓
月明かりだけはぼんやり ....
極楽や照らせば光る{ルビ蜚蠊=ごきぶり}も

持続可能な崩壊、夏。

botにも陰日向あり半夏生

汝が前の妖かし涼しくて夜更

真夜中のデパート小袖の手はゐるか

座敷ぼこ居ら ....
真夜中の校舎がいきなりスライドした。

なんのことかわからなくて目をみはる。
見覚えのある建物はすでにそこにはなく
見たことのない建物がそこにあった。
そこに行かねばならないとわかっていたの ....
たまご天使さんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しょうけらのいる窓- 佐々宝砂自由詩9*13-7-27
夏の焚き火- 佐々宝砂俳句413-7-25
ほむらやまい- 佐々宝砂自由詩513-7-24

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