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父との思い出は
手元の写真よりも鮮やかに
私の脳内でアルバムの１ページをめくる。

三回忌と言う名の一区切り
悲しい/寂しいと呼ぶ感情を
前よりも薄めてゆくために。

葬儀の日と同じ白　.... 居間で胡坐をかく父の姿を
時折見る。

(死んだはずなのに。）と思いながら
「お父さん。」と声をかけた。

（父はただ、静かに背を向けている。）

そこにいるだけでいい。
そこにいて　....
末下りょうさんの梓ゆいさんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
合掌- 梓ゆい自由詩117-1-5
名残。- 梓ゆい自由詩5*15-10-16
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