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  からからと

  蝉は

  姿を消してゆく

  夜のおわりに

 ぽとり

 落つく

 砂浜に

 ひかる

 素肌のにぎわいが

 白くつめたい

 ....
  いたむ目に
  また
  煙り刺す

  秋の空

  誰か気づいて
  夕立ちの人



   仕方なく
   灯すほのお
   と

   苦い液

   吐 ....
C2のボトルが夜の始まりでダストボックスに蝉の抜け殻


「きょうだけはけものにさせて」「けものならすききらいなどないはずなのに」


まっしろなシーツの上の波が凪ぐ 引き攣る指が津波 ....
君の好きな白いTシャツとリーバイスを脱いででも僕とセックスするかい


圏外は僕を孤独にするからさ、わざと知らない番号を打つ


くちばしをとがらせとがらせひからせてさいごのキスにしようと ....
いやおうなく そめゆくのです あかくあかく あなたのなかの 薔薇のぶぶんが

あたしのこと かなしいもののしょうちょうと おもわないでよと 菊がいいます

せんせんせんげつにさいてた桜のき、き ....
ぼくの肩に寄り掛かる君のrealityは電車の揺れにただただ脆い

「マシュマロのお化けを見たの」「恐かった?」「ううん、とっても気持ちよかった」

ぼく以上に何も持たない君はもう溶けてしまっ ....
カ ン パ ネ ラ  君 の 骨 な ら 返 さ な い 。

殺 し 合 う に は 低 す ぎ る 空 。
ボッコさんの短歌おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からから- 折釘短歌304-8-26
たばこ_五首- 折釘短歌504-8-16
小さな死- ピッピ短歌1004-7-29
大人の階段近辺_抜粋- ピッピ短歌504-7-11
はないろのよる- miky短歌604-7-3
マシュマロのお化け- 伯井まな ...短歌604-7-3
供_花- 有邑空玖短歌11*04-6-26

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