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南へ向かう鳥達が
薄色の空に溶けて行った

きみは衣装棚から
厚い上着を出してきて
胸元に飾った小さな憧れを
そっと隠した

子犬が地層の匂いを嗅いでいる
鳥の化石に恋をしたんだ
 ....
子供の頃
ぼくは信じていた
何処か遠いところに
黒い湖があって
そこには首長竜が棲んでいる

(お父さん
 黒い湖はどこにあるの?)

ぼくが尋ねても
お父さんは何も答えずに
 ....
かわぐちひろさんの壮佑さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
晩秋- 壮佑自由詩32*12-4-5
首長竜- 壮佑自由詩24*12-2-13

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