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けして 欲張ってはならない

つぶやいてはならない

信頼して

おちついて

かんしゃ 感謝 かんしゃ

そして 満ちたりる

よろこびが溢れだす

けして 欲張ってはな ....
青空がひろがり

病の床に臥せっていた

庭でひまわりが笑っていた

私は病にくるしんでいた

入道雲があそんでいた

蝉しぐれのなか

うなされていた

あれも夏だった
 ....
陽の光が乱反射している

この町の匂いと音

この部屋に

私が居る

確かに私の肉体と霊とがひとつになり

私がこの世に居る

空から飛行機の飛ぶ音が響く

私は居る
 ....
気のふさぐ冬の朝

落ちてゆく 堕ちてゆく

こころ ひとつ ふたつ

凍てつく川に浮かぶ悲しみは

思考を歪めながら笑った

冷たい風に吹かれても

答えは見つからない

 ....
    伸し掛かる重圧

 疲労する筋肉

         曲がる背骨

              重力とストレス

 アルコールと睡眠

     力学と生理学

    ....
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた

今日は暖かく風も吹いていない

写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く

空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ....
ぼ~と日が暮れていく
西のお空を真っ赤に染め上げ
暮れて行く

澄んだお空に星が瞬き
東のお空にお月さまが昇る

恋しいよ
あったか団欒恋しいよ

烏もお宿に帰るころ
家路へ急ぐ ....
夏が走る

僕らを呑み込み

暑く 熱く 駆け抜ける
 
喜びも 悲しみも 

痛みも 癒しも

憎しみも 憤りも

熱風の渦の中 混ざり合い

夏模様を描きながらスパーク ....
マグカップに世界の全てを注ぎ込み

飲み干してみる

月も星も太陽も

銀河の全てを胃袋に流し込む

人類の紛争も文化も経済も

文明全てを胃袋に流し込む

天地創造の後の全て ....
外は今日も猛暑だそうだ

私はエアコンの利いた部屋でくつろいでいる

バナナとキューイフルーツを食べながら新聞に目を通し

アイスコーヒーを飲んでいる

身も心も健やかだ

何の問 ....
    僕は夏に恋した そして君に出会った 波寄せる海岸で
  たかなる胸 夏恋しい 海恋しい 君恋しい 


  生まれて初めての海 まるで初恋のよう
  僕の心 ....
この町の朝は静かだ

平和に時が流れて行く

幸せも不幸せも包み込み

一日が始まる

貴重な時間に流されながら

物思いにふける

心は幾分穏やか

私を脅かす影はない
 ....
私の世界に色が付く

海の黒 空の赤 空気の朱

山の白 風の紫 街の黄

みんな変な色 

異端な色に染まってしまった

太陽は凍り付き 月は溶ける

私の世界が変な色に染ま ....
チッチッ チッチッ チッチッ

チッチッ チッチッ チッチッ

時計の音が響く 真夜中の部屋

暗闇に大きな白い花が咲いた

花の香りに誘われ

私は幻を見た 私の最期である

 ....
黄昏ブルースカイ
   
雨上がりの夕暮れは

気分がいい

ライトビール飲み干し

無責任な夜を迎える

無感覚な理性はそのままに

テレビニュース覗き込み

堕天使の様 ....
恵みの雨が降りしきる朝

庭先で虫たちが鳴いている

ミクロの泡が舞い飛ぶ空に

小鳥が囀り

町の生活音が入り交じる

私は何者なのか

イエスキリストの肖像画を見つめると
 ....
貴方がいない部屋で独り

愛の方が 温もりの方が 大切なのに

刺激的な方角へ向かう日常を嘆く

淡々と静かに落ち着いた生活ができずに

矢のように時を駆ける

亀の歩みを真似たい ....
土曜の午後
甘ったるいコーヒーを飲みながら
考えている 

風は南風
明日は梅雨入りの様だ

蛙の鳴き声がうるさい季節に
少し戸惑って
答えを急いでいる私

薬指に指輪がない君は ....
よちよち歩いてきた

とぼとぼ歩いてきた

つまずき よろめき 倒れては 

起き上がる

その繰り返しだ

倒れても 倒れても 起き上がればいい

横にずれても   

 ....
白く寂し気な船が今にも沈みそうだ

港の灯りも霧雨に曇っている

故郷の海で荒波を受け傷ついた船底は

修理は不可能の様だ この港に船を沈める

この白い船は ものを言わぬ私

あ ....
しょだまさしさんの星丘涙さんおすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
欲張ってはならない- 星丘涙自由詩3*17-9-15
あの夏- 星丘涙自由詩3*17-8-11
わたしは居る- 星丘涙自由詩5*17-5-22
待つ- 星丘涙自由詩5*17-1-18
五十肩- 星丘涙自由詩2*17-1-17
冬の夕暮れ- 星丘涙自由詩4*16-12-20
何でもないようなことが幸せだと思う- 星丘涙自由詩7*16-11-12
夏が走る- 星丘涙自由詩3*16-8-1
世界征服- 星丘涙自由詩1*16-7-3
ある日曜の朝- 星丘涙自由詩2*16-7-3
夏のアルバム~たかなる胸- 星丘涙自由詩1*16-7-2
逃避- 星丘涙自由詩2*16-6-27
心の叫び- 星丘涙自由詩4*16-6-26
真夜中の白い花- 星丘涙自由詩2*16-6-25
黄昏ブルースカイ- 星丘涙自由詩1*16-6-24
雨音- 星丘涙自由詩3*16-6-23
時を駆ける- 星丘涙自由詩1*16-6-12
六月の雨- 星丘涙自由詩7*16-6-4
歩く- 星丘涙自由詩5*16-5-12
白い船- 星丘涙自由詩4*16-5-10

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