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地をふりかえる
もはや人でないものとして
山に分け入るべき時だ
鼻を濡らして
舌を濡らして
人としての重荷を下ろす
頬を赤らめ
森を通って山の頂上にたどりつく
おしり　むずむずする
　.... 夜、

｛引用＝背後に
人は身体をこわばらせる
何がよぎったのか
誰があとをつけているのか
この暗闇の中では
振り返る勇気はなく
確かめるすべもなく
人は
いくつもの時を越えて
　....

こもんさんの岡部淳太郎さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
尾のあるもの	- 岡部淳太 ...	自由詩	11*	05-5-15
夜、幽霊がすべっていった……	- 岡部淳太 ...	自由詩	9*	05-2-11

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