ねぇ、
そっと
てをつなごうよ

ひざまくらで
ゴロゴロ
のどを鳴らしてごらんよ

そしたら
だれにも負けない
やさしいくちびるあげるから

今日みたいな朝は

君が恋しい ....
オレンジいろの豆電球
消さない理由は怖いから。
真っ暗にした途端
たくさんの目が
四方八方近づいて
わたしの醜いこころを
ギロギロ
睨み付ける。

家族と一緒に寝ていても
いくつに ....
いつもわたしのまわりをとぶの。
彼らはイライラを運ぶイラ蜂さん。

スーパーで走り回る息子追いかけブンブンブン!
こたつ虫と化す旦那を背にしてブンブンブン!
兄弟喧嘩でブンブンブン。

 ....
毎日毎日
同じ事の繰り返し

弁当作りに朝ごはん。
誰にも感謝されない
洗濯、掃除。
残り物ですます昼ごはん。
公園散歩に、お買い物。
夕食準備と子どもとお風呂。
時間割のように決ま ....
きみと浮気したいとか
もいちどキスしたいとか
そんなんじゃない

そんなんじゃない

ねぇ

ただ
忘れてほしくない
ただただ
おもいだしてほしいんです
ふたりはまるで
私をジャングルジムのように
登ってくる

猫がトンッと胸にくるように
あんなにスマートではないけれど
じわりじわりと登ってくる
目標はただひとつ
ふたりでわけっこ胸のな ....
こないだね
井の頭公園にいったんだ

息子をふたり
おんぶに抱っこで

ふいに草笛が聴こえてね
知らないメロディなのにさ
懐かしかったよ
きみと行った公園で
聴いたからかな

 ....
ねぇ、
あなたは
わたしを思い出すこと
あるのかしら


朝露に濡れる葉をみたとき

春の匂いがするお昼

真っ青な空に浮かぶひとつの小さな雲をみたとき

茜色のまぶしい夕日
 ....
水にとけちゃう
なんとも
あっさりと

水を吸い込み
一瞬
存在感を厚くしてみるけど
ぐるりとひとまぜ
なかったことに


あぁ


そんな女にだけは
なりたくなかったの ....
なんで
どうして


そんなこと
言ったところで
何も変わらないじゃないの

こうしよう
って
ふみださなきゃ





わかってるんだけどさ
綺麗な月をみつけたら
君を探す。

星空が澄んでても
君を探す。

朝窓を開け
雪のにおいがしたら
にやつく君を想う。

そんなとき
なんで隣にいないのか
不思議にも思う。
 ....
君はもう
違う本棚にきちんと
しまわれている

きっと
いくら私のページをめくっても
君とリンクすることは二度とない


悲しいかな

そう思う。


そもそも誰かが
間 ....
ゆっくり静かにしゃべる人がすき

頭を撫でてくれる人がすき

音楽が大好きなひとがすき

絵が上手なひとがすき

少し寂しそうなひとがすき

黒髪がすき

メガネが似合うひとが ....
ぽっかりと

だれにもみつからん場所で
だんだんと
おおきくなっていく
こころのあなは

いつ
なくなるのやら

どうしたら
なくなるのやら

どのあたりにあるんか
自分で ....
君の事は少ししか知らない

でも
夜の揺れる星空や
冬の匂いを感じると
なんでか君を思い出す。

難しいね。たいみんぐ。

切ないね。たいみんぐ。
目が覚めたら
ここは高円寺じゃないかなって
高円寺だったらいいのになって
そんなひどいこと思う。

傍らには布団をぐちゃぐちゃにして
気持ちよさそうに眠る坊やと
お腹には
小さい小さい ....
こんこんきつね

きみの右手のきつねさん

うすあかりのした

きつねさん

忘れないよ

ううん

忘れられないよ
きみと、抱きしめあう夢をみたよ。

ふたりして笑いながら
あついねって。

でも、どうしてもはなれたくなくて

きみはそんなわたしの気持ちに
やさしく、こたえてくれてるようで。

 ....
わたしが
立つはずだった
あなたのお店のカウンター

これからは私の知らない女の人が立つんだ。

わたしが
あなたとの子供授かり
大きいお腹で立つのが夢だった
あなたのお店のカウンタ ....
電車で
化粧するひとがきらい

優先席で足広げてすわる
わかものがきらい

コンビニの前で輪をつくる
強がってる中学生がきらい

昼間っから酒臭いくせに
舌打ちしてあるくおじさんが ....
もし
ほんとうに
うまれかわったり
できるんならさ
わたし
きみのおよめさんになりたい

きみとけっこんして
まいにちおべんとうつくって
いってらっしゃい
ちゅってして
ゆうごは ....
いつまでも君を好きじゃだめですか。
ずっと片想いしてちゃだめですか。

君に出会って芽生えた気持ちは
抱きしめて欲しいじゃなくて
抱きしめたい。
必要としているじゃなくて
必要とされたい ....
この雨が
濁りきったこの瞳を
くすみきったこの心を
汚れきったこの体を
洗い流してくれないかな

飛行機の窓から見える
あの澄み切った
とんでもなく綺麗な青空みたいに
してくれないか ....
それはきっと

お月様
木漏れ日
嵐の夜の海
森深くにある空気
金木犀の薫り
我が子の寝息
君と触れ合う指先の
ぬくもり

当たり前にあるすべて

当たり前じゃない

す ....
君はどこかへむかい
歩き  走り
僕の知らないどこかへと
たどりつく

その途中少し疲れたなら
僕のいるここに
立ち寄ってくれないか
向かいのいすにすわって

ここまでやってきた理 ....
あ、マナーモードにしたまんまだった
そう思って携帯開くと不在着信

昔、長いこと付き合った人からだった

胸の奥が締め付けられた
同時、ホッとした

なぜ?
どうしたんだろう
そし ....
できれば

君を抱きしめてしまう
あの日にもどりたい

あの日
君を抱きしめさえしなければ
今も
君の隣で笑っていられたかもしれない

かもしれない

かもしれないだけなんだけ ....
雨の日の金木犀であなたを思い出すように ものすごいはやさですいよせられたきみのえがお     今日の夕食、何食べたい?

 そうだね、ハンバーグ

    またぁ?



 その、またぁ? 大好きだよ
こころゆくまま(93)
タイトル カテゴリ Point 日付
おはよう自由詩2*10/3/26 10:23
豆電球自由詩5*10/3/11 2:15
イライラ蜂自由詩2*10/3/6 3:22
しゅふのためいき自由詩2*10/3/6 1:23
片想い自由詩3*10/3/3 14:21
わがこ自由詩1*10/3/2 14:39
音の記憶自由詩6*10/3/2 9:03
かげ自由詩6*10/3/1 1:34
シークレットペーパー自由詩2*10/2/27 16:30
いいわけ自由詩2*10/2/15 2:08
定期便自由詩2*10/2/12 0:53
みつけて自由詩4*10/2/9 13:50
すき自由詩3*10/1/14 1:57
あな自由詩2*09/11/28 6:07
おもいおもい自由詩3*09/1/3 20:50
バージンロードはロングヘア。自由詩3*08/9/21 14:14
きつねさん自由詩3*08/8/6 22:55
かなわないゆめ自由詩1*08/7/16 13:39
ごめんね自由詩6*08/6/21 22:16
きらい自由詩5*08/5/14 19:31
およめさん自由詩4*08/4/7 22:05
だめですか。自由詩4*08/3/1 21:57
ame自由詩1*07/10/26 17:04
kamisama自由詩7*07/10/7 21:42
夕日自由詩4*07/10/4 16:30
あしあと[group]自由詩6*07/9/26 18:53
Oo自由詩6*07/9/24 21:53
薫り自由詩2*07/9/21 11:12
微笑自由詩1*07/9/21 11:10
Ee自由詩1*07/9/19 16:35

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