ゆび先が追う雲……
あの空には、レモン色のなにかがまじっているにちがいない。
 かすかな酸味にみちて。

ゆれる線譜のうえを、
つらなる音がながれていく。
 それぞれの音が、それぞれの頂点 ....
小鳥のなかにある巣箱を見る。
小鳥のなかにある巣箱のなかには、
ちいさな穴があり、
それは小鳥にとっての全て。
穴の外には広い大空が広がっている。
小鳥の歌う歌声は、小鳥自身にしか聞こえない ....
la_feminite_nue(死に巫女)(62)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩4*18/11/23 22:56
小鳥の歌自由詩4*18/11/21 5:19

Home 戻る 最新へ
1 2 3 
0.04sec.