低速のいらいらを
港からむこう側にむかって流してしまうと
今夜、
難解な網をはられても捕まるな、
ぜったいに捕まるな、
表面のぬめりを生涯でいちばん てからせるンだ

どんな濃さのブルー ....
もう電車をおりたら
かたい
泥炭でできた
ランドフィルの上、
巨大なつばめの巣のようなものか

逃れ者ほど、かっこよくはない
ああたしか
すべてどうでもよくなった
わけではないのに
 ....
わたしのひたり水は
いつでも透明、
きんたろうあめのように

だ・と・よ
とんでもないことを、
これから言いだすよ
それは
二種類のアンビエントだ

あなたの画廊においた写真
かべにはり付けてある
もし双眼鏡があったら
ぼくとあなたで見るだろう

あなた ....
ひとつづきの管の内側

いい色の椅子を買うのに置き場所がないと

手続き半ばで電報を破棄、

太陽を見上げたらまぶしいということをおぼえた

目覚まし時計の溶けた電池は仕方ない

 ....
ぬるい雨
くらい新居
日曜祝日時間外
まあまあいいおもいで
"ジャックひとつしかついてないのに"

あまい
愛の色バブルの内側で、
あなたがたは不可解だろうが、
 ....
トルコをさした
ダーツの矢が全焼した
火の国、とおもった

ダンスパーティーを欠席して
ひとり自室の床をみつめ
タイル一枚いちまいの
個体差は
なかったが
なんともおもわなかった
 ....
(よ空)

エレベーターを
あきらめたから
最上階から はやあしで
かけおりるあいだに

 なつ、
 金のすなあらし
 とじこめられた
 はいいろの
 くものあいだを
 いそぐ ....
一生にうてる
心拍のかずが
きまっているなら

この

エンジンオイル色の寿命を
ちょっとずつ
ちぢめることで
お金もらえるなら

この

緊張と損が
やっとこさ意味をも ....
おとをたてるのは
さがしている
おくれている
 
白いどうぶつ、
息とゆめ

おもたくて
かきわけづらい
色バブルの地帯に

入りこんだのも
わけなし

みんなぜんぜん、
 ....
幽体を
こそこそと
 なるべくみつかってはいけない
しらべはじめている

目をうごかすと
勘もはずれるから

注意ぶかく

"ねらうはてっぺん"
くろい森林を ....
マシュー=ハヤサカ(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
水族のみんなへ自由詩013/3/29 23:52
逃れる自由詩113/3/13 14:03
わたしのひたり水自由詩113/3/10 22:01
二種類のアンビエント自由詩113/2/26 21:59
仕方ないと言わないで自由詩113/2/25 14:58
愛の色バブル自由詩013/2/24 18:51
死ぬかとおもった自由詩113/2/22 10:49
おどりばの女自由詩113/2/19 19:19
アルバイトこわい自由詩513/2/18 8:58
ミンシ自由詩213/2/17 22:55
かえってきた自由詩313/2/16 12:38

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