良い車窓ってのは
どんなんだろう
列車だから 車窓っては 呼ばないの? なんて
お門違いな 質問ばかり 重ねても 良いよね
景色と共に おバカ妄想ばかり 後ろに流して
どんどん 進 ....
くるくる 歪む 表情で
哀しみばかりを 連想しないで 下さいな
きっと 粘土
幾つもの顔は キミの笑顔で 作られる
大切な 笑顔を
何度も 繰り返し 見られるように
おどけてみ ....
阪急電車を初めて見た
宝塚には 未だ 行ったことがない
もしかしたら 一度 通過しているのかな
あの大きな橋は 何て名前だったっけ
一度だけの喧騒を 思い出しながら 呟けば
青い風船 ....
青い鳥を 眺めてる
倖せは 何処に有るのと 探しても
芽を凝らしても 水が無ければ 見つからず
如雨露 片手に ウロウロ うろろ
ウロロンと 嘆いてみても
倖せの 青い声には 届かない
....
左右 ゆらゆら 動かす鰭(ヒレ)を
滑稽に 眺めながら 足を出す
隙間に 挟まった 鯉は 動けない
隙間に 留まった 恋も 動けない
隙歯に 詰まった 滓は ミットモナイ
カスカスの ....
何でも 半分こ
笑いながら じゃれ合う子犬を 連想しながら
何処かで眺めた表情を
思い出している
一つずつ 分け合うことなく 繋いだ糸は
合わせると 強く なるけれども
少し 儚い
....
本当は 一緒に 過ごしたかった
沢山の 漬物が 薫る 店内
元々 スモークは 好きじゃあ 無いんだ
燻ったのは 想いだけ
咳き込んだ あなたから 滲み出る色は
淡い 桃色
そこ ....
あなたに追い付いた背の分だけ
知識も 長く 伸びたろうか
見上げていた頃は 我儘三昧
いえ 今も 甘えてばかりの春
ひらひらと 桜が 舞うように
散らばるのは レシートの山
少 ....
弾け過ぎた花びらの具合
あっち ひらひら
こっちへ ひらら
数えるのも 面倒になった
桃色の花びらは
空中で 踊る
青空に映えれば 最高の存在
山 滝 空気の色合いまで
感じら ....
音の有る世界で目覚めた
自分の声を聞いて
あなたの声で 目覚めた
魘(うな)された夜には
幾つもの怒りを 爆発させて
これでもか、これでもか、と
言の葉は 刃に染まる
今 ....
フォースならば ボーリングの話
ホースならば 馬で
ツーリストならば 添乗員を 思い起こすダケで
駆け抜けた 覚えはないの 単気筒
四気筒 多分この漢字なんだろうなぁと言う感じダケで
....
人間 いつだって
便利に移行するときには寛容なくせに
一つ不便の階段を下るごとに
愚痴が増える生き物なんだねぇ・・・
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
写真 好きなの? と
未だに 聞かれる
焦らなくって 良いよ
待たなくって 良いよ
長いこと 不動の体勢で
ステキショットを 切り取る
ジレンマの先に 映る
ミラクル チャレ ....
うたうことは すてきだ
そこに 鍋と お玉しか なくっても
共同作業を 続ければ
楽しいもんサ
たまに イラッとするのは
太鼓音を
只管 聞かされる 瞬間だね
苛立ちの鼓動と リ ....
ハイボールは 夢の味
含んだ途端に 下が高速回転し
イラナイ発言を 繰り返すので
トタンで閉じて しまわないと
非常に 危険な 飲み物なのですヨ
コニャックの文字で
必ずコンニャクのぬ ....
さくら さくら
お馴染みの 曲が 響いて
雨音との 共演
満開の 桜の木の下
笑顔で 映る
あなたが 構える カメラ越し
なぁんて
ロマンティックな 妄想出来れば
これ 幸 ....
ちゅっ
と出来る存在は 大事だ
ちゅっぱちゃっぷす と
銅色のコイン一つで買えるチョコが お気に入り
あれっ あれは
何かの水にひたすと
最初の 煌めきが
元通りになるって 聞 ....
彼女位の年齢の頃 私は
只管 ハンドルとマイク握ってたな
と 思い出す
彼女は 新しい情報を詰め込んで 世界観に浸る
それは 余裕が有るのかも 知れないな、と思った
私は この場所 ....
あなたには
笑わせたい 人は いますか
笑わせたいひと と
笑いあって いますか
笑わせたい はずなのに
泣かせては いませんか
笑いあった そのあとで
にじむ 涙の 話なら ....
らっぱっぱ
らったった
ラッパ の パッパ
ピーチク パーチク
種撒いて
咲くかも 知らぬ
桃の花
愛でる ばかりじゃ
飽き足らず
飽き空きもせず
ロッカールーム
....
倒れて来そうな 書物に埋もれて
雑学を
これでもか これでもか と
紐解く 瞬間
引っ張った 一本の 赤い糸に
間違って 締め付けられる
そんな筈は ないじゃない
そんなつもりじ ....
クリスタル
まるい ビー玉
褪せぬ夢
この次の
停車駅は
どちらかな
くるくる見渡す
ミラーボール
君に 聞かれた
ミラーサイトって
どういう意味?
それはね…
....
ひそひそと
みんな いっしょに
雑談タイム
今度の ランチは
どうしよう
タイムでも
パラリ ちらして
ちらし寿司
そうだね そろそろ
ひな祭り
だからかな
料 ....
蝶が 微笑う
ひらり 乾いた土に 舞い降りて
一人 泣いた
ふわり 細い川で 雨宿り
ボンゴレの お家が 心地良い
私は いずれ
咀嚼される 運命
その前に 赤い唇
....
走り出してから 周りを見つめたら
同じ速度のタイヤが 話しかけてくれるかも 知れない
止まっていた頃には 見えなかった 回転軸が
妙に 面白くて
互いに 笑いながら 進めるのかも知れない
....
窮屈さや 自由に非ぬ 気持ちを抱かずに
日々 過ごせている 私は
倖せなのだと 思う
一息 入れれば
自由から 我儘に 翻る
とも 揶揄される角度で 暮らしているのだから
そんな私 ....
舞い上がるな
舞い踊るな
花よ 蝶よと
天塩に育てて
真綿の風呂に
そっと 浮かべた
桜色の 笑顔
揺れる 戸惑い
眠気の中で
真実を 探す
モノクロの心を
....
万感の思いが たわわに実る場所は
南国ばかりでは 無いのでしょう
安息を丁寧に 縫い合わせて
絹の雑巾を 織り上げる
反物みたいに 重宝されるのです
手の暖かさを 思い出せますから
....
羽化する理由を知っているなら
窓を開いた
心を閉ざしたままで
呟く理由
聞こえぬことを
知っているから
少しだけ
唇を開けば
新しい空気が
入り込んで来る
....
偽善かな、って 迷う瞬間って 言うのは
何処かしら 自分自身に
後ろめたさが 有るのでしょうね。
常に 色んな可能性を 考えて 動くコトは
大切だと 思いますが、
出来れば、
相 ....
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