しとしと降る霧雨が
暑い日には シャワーとなって
心地良い 涼を齎す

車窓の景色は一瞬たりとも
止まっては くれないんだから

走りながら シャッター押すしか
術が無い

全 ....
暑い
アイスコーヒーが飲みたい
誰も作ってくれない
ならば
自作しよう

弦の緩んだギター片手に
ぽろろん ポロロン
流れて来たのは
旋律ではなく
戦慄
それと
一粒の ....
ペイントされた美しい景色を
フレームの中に閉じ込めるのは簡単
見えぬモノを 視界から追い出して
追い越したトラックの隙間から
死角になった湖面を見詰めるかのような仕草が
似合っている
 ....
眼を凝らして見詰める
根なし草だと嘆く貴女

ゆーとぴあ・りりぃ
恋する乙女
類い稀生る切っ先を
振り回す戦士

鬼百合の馨しさと
鬼嫁の愛妻化を目指し
家を目指した

 ....
苔の合間に
埋もれてしまいそうな
可憐な花だから

雑草魂

嫌われても
疎まれても

どんな思い出も 乗り越えて
走るのだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:* ....
目玉焼きの黄味が
気味悪い程に似ている
あの日の満月に

茹で卵の君を囲む
ゆったりとした色合いに
煮ている米粒を ぱくり

ズズッと 音を立てて
飲むのが常套
荒切り野菜の
 ....
放射状ではないですが 
こちらにも 大きな国道 ありて 

ビュンビュンと 
北国の風を乗せて 進むタイヤは 
きしむことすら 忘れて 
遠吠えを 始める 

夜になれば ラッ ....
苦悶の表情を浮かべる天使の棲む場所は暗黒
星雲の隙間から光差す氷上の溜息

女神の杖を探しなさい
とっておきの呪文とともに
叶え始めた恐怖の約束

汁に沈めて もう一度 浮かんだ ....
熱々のラーメンを頬張った後で
満腹だねと笑いながら腹をさする

さすれば本日の胃袋に詰め込む作業は
これで終了ですか、の鐘が鳴り

金を出す筈の財布から
麺より長いレシート出る
 ....
空飛ぶ絨毯よりは 
道路を走る列車の方が
現実的なのだろうか 

それとも
リニアモーターカーのように 

路面と足元の間を 空気の層が埋めるのが
快感になる時代が 

も ....
不謹慎な程にウネル波型が美しい
トルネード・ポテト

和食が似合うのだから
「じゃがいも」と呼びなさい



説教をしている声が
油塗れのプチプチ音とともに
絡まり合う夕 ....
花は 遠くで眺める方が 愛おしいか 
されど 芳しきを 感じなければ 意味もなし

なんて 呟きながら 眺める 夕暮れに 
尚一層 美しく 咲き乱れるのでしょうね

★,。・::・°☆。・ ....
それでも花は咲く 
そして
見とれる私が居るのだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
想像力をもらって 
一つ ザレザレ

吉兆ではなく 
吉祥なのね 

一つ メモメモ 勉強中

サメサメも サメザメも 
海の中だけ

デレデレは しないから
鼻の下 伸ばした ....
空の色合いが好きで 
最近は 眺める度に 

デジ・カメ子ちゃんを手に
ウロウロ・ウロロ

うん、でも いかんせん 夜空は いけんね
真っ暗になってしまって

肉眼の美しさを 
 ....
役に立てないなんて言わないで
随分と救われた

一つの物事しか見えない
不器用な性格だったかと
振り返る時には

もう その風は 通り過ぎていてね

振り返る髪の毛を 強風が攫っ ....
前にねぇ 岩手にいた時に
思い付いたんだよねぇ

歌を歌えないんじゃない
うんたらかんたら

この うんたらかんたら

すっかり忘れてしまったから
つむげんことなっちまっただ

 ....
見えぬ文様を
魅せる模様に描き上げる
その筆力も
必要不可欠

パレットが灰色なのと嘆きながら
もうタオルケットは干してしまった
洗ってあるから 時間が必要なの
パリリ 乾くまでの ....
小さな羽虫が 転がり込んで来た
此処は お主の住処ではないぞよ

仙人の声も届かない程の爆音が
毎夜 繰り広げられる街

静かにスターターを切り
レシピも驚くほどのスピードで
シグ ....
お鍋の中で グツグツ・ぐつつ
あなたと わたし
仲良く煮込む
同じ味のスープならば
飲み干してしまうのに
苦労は イラナイ
違う味に なってしまえば
舌先が ピリリとするから
赤と ....
ドーン ドーン
夜空に響く音が
心の内を 打ち砕く
哀しみや 怒りばかりを
払拭して くれますように

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
浮き上がる 黒い鉄板
その上に ラムちゃん
緑と黄色と黒がトレードマーク
そんな彼女だったならば
この鉄板から 逃げられたかな

焦がれるような想いも忘れて
ジリジリと 時だけが過ぎ ....
浮かび上がる文様の中に
私だけの世界を探す
仕草の向こうに
溜息のこちら側から
しっとりとした音が流れて
重たくなる

湿り気はキライという帰来
描き出される影
そう 一瞬
二 ....
コミュニケイションとカンバセイションと
コミュニティーとシチュエイションと
シチューに入れる具を間違えなければ

オタマが凶器に代わる事など
きっと ないんだと 思うの

★,。・::・ ....
茨の道は傷むのよと誰かが啼いたら
何だ、これは 唯の タペストリーじゃないかと
笑いながら 肩を叩ける相手が良いですね

相棒は 愛嬌がある方が 良いんだし
合いの手を入れられる位の相槌 ....
あっさり心地で 腹もちも良く
後腐れなく するする食べられる
絶品食材

豆腐 アンタが主役になったこと
今迄 何回 あったかな

数え切れないくらい キリがないような気もするし
 ....
薔薇を手向けるのが好きだった
貴方の代わりに
一輪挿しを生めるなら

目の前で儚げに咲くラベンダーよりも
ふわふわの雲をヒトサシ

唇が切れぬ程の柔らかさでもって
棘など まる ....
我が麗しの相棒
コードネームはP-01G
ガラケー族街道爆心中
脱線は許されない
ダジャレは御洒落
オサレは最高のアイテム
光る宝石をゲットしたら
天国と会話できるのだ
そんな ....
綺麗に見える 角度を探す
細くもない

補足すべき事項も
中々見つからぬ我が指は
案外と 働き者

丸三日間
自らの肩を抱いていたから

疲れが出たのだろう
嫌気が差した ....
ユビワ
指ぬき


あなたの目の前に
三つを指し示す女神が現れたら
きっとあなたは 真っ先に
アレを選ぶでしょう

金色の瓶
虹色の夢
叶わないと
知っていて

それ ....
藤鈴呼(1080)
タイトル カテゴリ Point 日付
終着駅で待ってるわ自由詩2*20/7/17 23:49
苦いコーヒー自由詩1*20/7/17 9:14
雨粒の中で自由詩020/4/17 9:38
想像の地自由詩020/2/23 15:10
紫鷺苔自由詩1*19/7/18 19:23
おんなじ笑顔自由詩1*19/6/30 15:39
五号自由詩3*19/5/15 9:04
歪月自由詩019/4/19 20:37
夏のマヤカシ自由詩4*19/3/4 1:55
信ずればこそ自由詩019/3/2 11:06
もうひとウネリ自由詩019/2/28 0:22
しゃくなげ自由詩019/1/31 11:59
薄紫の花に惚れ自由詩1*19/1/26 7:13
ウイルス撃退!自由詩019/1/24 9:01
若い女性自由詩019/1/19 13:31
振り髪自由詩1*19/1/16 23:31
摘む源自由詩1*19/1/4 9:12
ラクシュミー・ラグジュアリー自由詩1*18/12/22 11:31
白鬱自由詩018/12/19 8:42
おなべのなかで自由詩018/12/16 12:50
モエレ花火?自由詩1*18/12/15 19:18
生ラムジンギスカン自由詩018/12/14 10:07
空瓢箪自由詩018/12/12 9:46
オタマ自由詩3*18/12/11 8:55
スッキリタペストリー自由詩018/12/6 10:31
極めろ自由詩018/12/5 10:57
紫のカリフラワー自由詩1*18/12/1 8:56
じゃ自由詩018/11/29 8:41
自由詩0*18/11/25 11:03
47個の指輪自由詩018/11/24 16:00

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