冬が目を覚ます
もうそこまで来ているの
あたしたちを抱きしめて
変わらないことはないって
言うために だから
道端の葉っぱを眺めては
50年前のこの幹と
30年後のあたしを思って
「寒 ....
ピアノの想像力と
町の殺風景で
よく旅立つ頭脳
いろいろ考えます

凧の糸を切ってやろうかと
孤独な雲に尋ねてみました
彼方かすかな霧笛に
原色のない天気が答えました

向こうで誰 ....
朝の風景追っかけてるうちに
まぶたに落ちた音楽を
木の葉にのっけて飛ばしましょう

ノートにほんの少しずつ
増えていった物語
大好きな人に伝えましょう

でもお城は昨日より狭い
だか ....
気どり屋さんの夢話
おのぼりさんの踏み外し
元も子もない引き下がり
過ぎて過ぎて巻きもどし

ほっついとこう津々浦々
願ってもないフリー
締め出されてすぐフラフラ
年頃はなぜか罪
Here a goldfish sings,
Now I have my white wings.

Here a stone rolls on the sky,
Now I am never ....
てんてんつるてん
てんころりん

咲くや香るや 花の町
川流れ行く その上を
薄桃色に 染めてゆく

花びら 花びら
さーらりん

もうし、もうし 旅の人
冬の終わりを 見やしゃ ....
夜の自由を机に並べて
いつまでも黒髪を銜えていると
あきれた午前3時が私の肩を叩いて
寝ないのか、と囁く

お前がうらやましいよ、
動けなくなった私に午前3時は言う
自由も哲学も持ってい ....
ラジオとうごめき
前の部屋の匂い
寝る前は寂しがり
窓を開けたくても開けられずにいる

お酒が好きだった
タバコは吸わなかった
気前がよかったが
すぐ顔に出るので
こちらも言葉に気を ....
始まりも終わりも
どこかへ置いてきたような貴方は
歯を食いしばって生きる私を
遠くへ遠くへと
引きずり込もうとする

ああ また時間が去ってしまうよ!
いつも私の頬を引っかいて逃げるんだ ....
終わった!
僕らの持っていた地球儀が
手放す前に爆発したとき
これからのことは全部 真黒に染まっちまった

まだ何かを追っているのか
家の瓦礫と
溶けた手の皮膚と
焼けた制帽と
そば ....
nick(40)
タイトル カテゴリ Point 日付
手袋自由詩1*10/4/25 1:26
自由詩3*10/4/25 1:21
childhood自由詩2*10/4/23 1:09
フヘン自由詩2*10/4/23 0:59
つま先の王国自由詩4*10/4/20 0:37
織音(おりね)自由詩2*10/4/19 2:49
贅沢について自由詩6*10/4/18 2:00
分業自由詩1*10/4/17 4:44
川とつりざお自由詩2*10/1/27 3:03
自由詩0*10/1/13 23:23

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