慌ただしい日々が続く
けたたましい電話を機械的にさばく
だから静かな夜が私には必要

今日冷たくしてしまった皆様
ごめんなさい
忙しいとは心を亡くすと書きますから
半分は嘘を言ってるようで
時折マジを入れてきて
冷たいようで
時折優しさ見せてきて
無関心なようで
くだらない話まで覚えててくれて

そんなあなたの手の上の私
支配するのが好きな私が
 ....
夜になると毎晩
お腹がいたくなる

今!今!
苦しい時は一時だけど、
もし今電話でもかかってきたら
とてもじゃないけど出れないよ


かかってはこないけど
私は待ちます
日曜日の仕事はいい
電車が空いているから

日曜日の仕事はいい
拘束時間が短いから

日曜日の仕事はいい
みんな休んでる時働けるから

日曜日の仕事はいい
暇だと孤独にあえがなくて ....
雨になると知っていて
電車が止まると知っていて
今日はひきこもると覚悟していた

だけど何かをずっと待っていて
いつでも飛び出せるようにと覚悟していたのも事実


夜がはじまり
喉が ....
台所で泣いた日
世界が動いた


小さな部屋が広く感じて
台所で泣いた日
出かける前にビールを飲んで
「さよなら」の覚悟でメールを送ったら
「よろしく」とばかりに返ってきたの


 ....
片栗粉をといて麻婆豆腐にいれる
たっぷりネギが甘くなって
挽き肉のだしもでて
最後にまとめる片栗粉

火があればまとまるよね
誰かやんわり私をまとめて
語らない悩み
隠された弱み

語られた虚勢と
隠しきれない興味

『悲しみを知ってる』
ほとんど素面でよくも言ったよ


君はここに何をしにきたの?
私は君に会いにきたのだよ。
『詩を書いてるんだ』
そう言って彼は私に詩を見せた『家に帰ってじっくり読むね』と言ったものの、感想が送れない


内側を見せてくれたはずが、というかだからこそ、簡単に返事ができずにいる
夕切り(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
忙しい自由詩109/12/11 0:46
ただ分かること自由詩109/12/9 8:29
今はダメ自由詩109/12/6 22:30
日曜日の仕事自由詩209/12/6 9:45
喉がつかえてきた自由詩209/12/5 17:16
台所で泣いた日自由詩409/12/4 23:28
まとめて自由詩209/12/3 22:28
うらはら自由詩209/12/3 20:46
放たれた自由詩209/12/2 23:59

Home
0.06sec.